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トプコンの用語解説

トプコンの事業及び業界独特の用語について簡単に説明するよ。

ポジショニングビジネスユニット

  1. ポジショニング:Positioning
  2. トータルステーション:Total Station
  3. 精密GPS:precision GPS
  4. 情報化施工:IT construction
  5. 3D-MC:3D Machine Control System
  6. RTK
  7. G3
  8. 工業計測:industrial measurement
  9. 精密農業:precision agriculture
  10. 移動体制御:mobile control
  11. 3D計測:3D measurement

アイケアビジネスユニット

  1. 散瞳/無散瞳:mydriasis/non-mydriasis
  2. 眼底カメラ:Retinal Camera
  3. 3D OCT:3D Optical Coherence Tomography
  4. IMAGEnet
  5. 眼科用レーザ光凝固装置

ポジショニングビジネスユニット

1 ポジショニング:Positioning

座標、距離、角度、高さ等、相対的・絶対的な位置関係を表すものの総称。トプコンでは従来、GPSやTS(トータルステーション)、レーザーを測量機器と呼んできましたが、広範囲を高精度に計測できるセンサーとして利用用途が広まり、計測・農業・移動体といった分野に参入するにあたり“ポジショニング製品”としました。

2 トータルステーション:Total Station (以下TS)

角度と距離を高精度に測定できる装置。角度は1”(1/1,296,000度)程度の分解能を持つ。距離は2mm程度の精度を持ち数キロメートルの範囲を計測できます。高精度に計測するにはプリズム(コーナーキューブ)を利用しますが、最近では対象物をプリズム無しで直接計測できるノンプリズムTSが普及しています。さらにマニュアルTSに加えモーターを搭載しプリズムを追尾するモータドライブTSやデジタルカメラを搭載したイメージングステーションなどがあります。

 自動追尾パルストータルステーション QSイメージングステーション IS

3 精密GPS:precision GPS

GPSはGPS衛星部分と利用者側であるGPS受信機部分からなります。GPS信号は世界中何処で受信しても同じ信号ですがGPS受信機の特性・能力・解析手法等の違いにより、算出される精度は百メートルオーダーからミリオーダーまで様々です。この中で数十ミリオーダーの精度算出が可能な受信機を精密GPSと分類します。トプコンはこの精密GPSを得意とするメーカーです。

4 情報化施工:IT construction

土木施工を行う重機にポジショニングセンサーを取付け施工の効率化を図るシステム。重機のオペレータはポジショニングセンサーにより設計面の基準からの差分が重機を操縦しながら分かる仕組みとなっています。オペレータの勘に頼っていた施工を設計の基準からの離れを表示することにより安定した精度と効率化を同時に実現します。こうしたマシンコントロールシステムにはGPSやTS、レーザー、ソニックなどをポジショニングセンサーとして利用されています。また、トプコンの3D-MCは重機の排土板の自動制御まで行います。

5 3D-MC:3D Machine Control System

GPSやTS、レーザーなどをセンサーとし、そこから得られるポジションデータと重機に搭載した3D設計データとを比較し、油圧制御にフィードバックして自動制御するシステム。常に3D設計データと比較した制御が行えるため、丁張り作業が削減され大幅に作業効率が向上します。作業者も重機の排土板操作が不要となり負担が大幅に軽減されるとともに安定した精度を得ることができます。また、3次元曲面などの難しい曲率を持つ面も高精度に仕上げることが可能となります。

3D-MC GPS System V 3D-MC TS LPS-900

6 RTK

Real Time Kinematic(リアルタイムキネマティック)の略。固定局GPSから移動局GPSへ無線や携帯電話などの通信装置から補正データを転送することにより、移動局GPS側でリアルタイムに高精度の測位計算を可能とした手法。リアルタイムに位置データが更新可能なRTKを利用すれば通常の測量はもとより、移動体の高精度ナビゲーションやマシンコントロールのような移動体の高精度な制御も可能となります。

7 G3

トプコンが世界に先駆けて開発したGNSS受信技術。G3とはGPS、GLONASS、GALILEOの受信を可能とする技術で、3つの測位衛星システムの共通の頭文字GをとりG3と命名。今後、配備が進むGALILEO衛星の信号やGPS、GLONASSの近代化で予定されている信号も受信可能です。Net-G3といったGNSS受信機にはG3技術が搭載されています。

ParadigmG3 チップ  GNSS受信機 Net-G3

8 工業計測:industrial measurement

人為的に作られた構造物等を高精度に計測する作業。3Dレーザースキャナーや画像計測、高精度のTSなどは工業計測の分野でも活用されています。

9 精密農業:precision agriculture

マシンコントロール同様、農機を各種ポジショニングセンサーを利用して制御します。計画、種蒔き、生育、収穫の各工程に合わせたアプリケーションとセンサーにより、水、肥料、農薬等の散布量等を適量にリアルタイムに制御します。精密農業により単位面積当たりの収量増加と生育費用の削減が実現できます。

精密農業 イメージ 精密農業 イメージ

10 移動体制御:mobile control

GPSをポジショニングセンサーの核として色々なセンサーや計測機器と組み合わせることにより、様々な移動体のナビゲーションや制御、データを収集することが出来ます。特に移動体制御については高精度GPSでなければ実現できないものが多くあります。

11 3D計測:3D measurement

従来は水平の位置と高さを個別に計測していましたが、3D計測では1度の計測で3次元の位置を算出します。特に3D計測では面的な計測が増加しています。点を結ぶことによって得られていた面情報に比較し、多くの点群を取得できる3Dレーザースキャナーや画像計測を利用することによって圧倒的にリアルな3D面を表現することが出来ます。リアルな3Dモデルにより見た目の分かり易さのみならず、任意の断面を確認できたり、ボリューム計算の精度が向上するなど様々なメリットがあります。

3Dレーザースキャナー GLS-1500

アイケアビジネスユニット

1 散瞳/無散瞳:mydriasis/non-mydriasis

散瞳とは、瞳が大きくなっている(瞳孔が開いている)状態をいいます。眼底を隅々まで良く診察するには、瞳孔が極力広い方が観察しやすいため、散瞳剤という目薬を使用し瞳孔を広げて散瞳にします。
一方、無散瞳とは、散瞳剤を使って瞳孔を開かせる必要がないことをいいます。

2 眼底カメラ:Retinal Camera

眼の奥(眼底)の網膜などを撮影して記録する器械です。眼底は唯一身体の中で直接血管の状態を検査できるため、眼科疾患だけでなく、高血圧や動脈硬化による血管の変化や、糖尿病の合併症である網膜症など、内科疾患発見の手がかりにもなります。また眼底カメラには散瞳型と無散瞳型があります。散瞳型は散瞳剤を使用するため周辺部まで鮮明に撮影できます。一方、無散瞳型はフラッシュを当てて撮影します。散瞳型に比べ短時間で検査・撮影が行え、患者様の負担も軽減できる簡便さから、内科や健康診断でも使用されます。

散瞳型(写真はTRC-50DX) 無散瞳型(写真はTRC- NW300)

3 3D OCT:3D Optical Coherence Tomography

眼底カメラとOCT(光干渉断層計−赤外光を用い反射光の情報を元に断層を画像化する)を融合した装置で、眼底の撮影だけでなく、網膜などの断層を3次元の立体画像にして診断ができる装置です。この装置により、先進国において増加している眼科の三大疾患、「加齢性黄斑変性」や「糖尿病性網膜症」、「緑内障」の早期発見、 診断を行うことができます。

3D OCT-2000

4 IMAGEnet

IMAGEnetは、眼底写真をはじめとした様々な観察・撮影画像や各種検査データ等、眼科診療で扱うあらゆるデータを一元的にファイリング/閲覧することのできる眼科向けソリューション ソフトウェアです。トプコンは1988年に世界に先駆けてIMAGEnetの最初のバージョンをリリースし、その後は眼科システムの代名詞になるまで診療に不可欠なソフトとなりました。さらに近年では検査機器のデジタル化、医療のIT化・ネットワーク化に伴い、IMAGEnetの重要性はますます高まってきています。
 

5 眼科用レーザ光凝固装置

レーザの光を照射して眼底の悪い部分を焼いて治療する装置です。血管が閉じたり、血行不良などにより眼底に発生する脆くて破れやすい新生血管を予防したり、焼きつぶして出血するのを予防する治療法です。糖尿病の合併症の一つである糖尿病性網膜症や網膜剥離の原因となる網膜裂孔の治療等に使われる眼科診療には不可欠な装置です。
PASCALはレーザ照射時間が従来のレーザ治療機より短いため、熱が眼球外側まで伝わりにくく神経への刺激が少ないので痛みを軽減できます。また、決まったパターンで短時間にレーザを照射できるため、治療時間が従来のレーザよりも短く、患者様に優しいレーザ光凝固装置です。

眼科用レーザ光凝固装置

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