
ポジショニング事業
ポジショニング事業(連結売上高 515億円、構成比50% 2010年度実績)

概要
常に業界のデファクトスタンダードを生み出してきた測量機器事業は、創業より培ってきた光学技術をベースに、電子技術・レーザー技術を加えることで、時代のあらゆるニーズに対応し、広く測量業界・建設関連業界で活用されてきました。更に近年では、マシンコントロール技術・GPS技術及び画像処理技術を融合することにより、高精度な三次元位置情報を求めるビジネスである“ポジショニング事業”へと事業領域を拡大しています。世界でも高いシェアを誇るトータルステーションを基盤として、マシンコントロール・GPS・画像計測など、最先端の技術要素を取り込みながら各分野向けのソリューションシステムを開発・製造してきました。当社は、その高精度と高いコストパフォーマンスを活かし、測量分野から土木施工分野へとフィールドを広げ、更には計測分野・農業土木分野及び移動体制御事業へと事業領域を広げて参ります。
1.トータルステーション
測量・建設現場で広く使用されている“トータルステーション”は、トプコンが国内で最初に開発し、現在ではワールドワイドマーケットで高いシェアを誇っています。また近年では、「世界最長ノンプリズムトータルステーション」や「デジタルカメラ搭載トータルステーション」など、他には類を見ないユニークな発想で、測量・土木業界の未来を支えています。
2.GPS受信機
当社は、アメリカの“GPS衛星”だけでなく、ロシアの“GLONASS衛星”も同時に受信可能なハイブリッド衛星測位システム(GNSS)をいち早く市場投入し、国内外から高い評価を得ました。そして更に、EUで推進中の“GALLILEO衛星”にも世界で初めて対応したGNSS受信機や、レーザーとの融合技術により高さ精度を飛躍的に向上させる「mmGPS」など、世界最先端の製品を次々と発売してきました。
3.マシンコントロールシステム
生産工場ではコンピュータで設計されたCADデータをもとに、自動化された生産ラインで物を生産することにより、生産効率を飛躍的に高めてきました。当社はこの考え方を土木施工現場にも応用し、土木施工現場の生産効率向上を図る情報化施工を提案してきました。建設機械にGPSや傾斜計等のセンサー類と油圧を電気的に制御するシステムを取り付け、重機を三次元で設計したデータ通りに制御する“マシンコントロールシステム”は、土木施工現場を生産工場へと変貌させるツールとして、世界中で高い評価を得ています。
また近年では、世界的な人口増加に伴い、食糧不足が懸念されています。人口増に対応する農業用地の急激な拡大が困難なことから、用地当たりの作付け量・収穫量の向上並びに効率の良い食料生産の必要性が高まっています。当社は、土木施工用のマシンコントロール技術を農業市場に水平展開することにより、農業の自動化・IT化を実現し生産効率の向上を図ります。さらに、鉱山市場など、新しい分野においても自動化・IT化によるソリューションを提案しています。
4.GIS/画像計測
当社のポジショニング製品は、物を造る市場だけでなく、維持管理・補修・調査などの市場においても活用の幅が広がっています。地図データの上に様々な情報を載せて活用するGISのデータ入力システムである“ハンディーGPS”、デジタルカメラの画像を使用して3次元計測を行う“画像トータルステーション”など、幅広い分野で活用されています。
5.移動体制御
当社は、新たなビジネス分野として“移動体制御”事業に本格的に参入いたします。事業の概要は、世の中にある“自動車”、“船”、“電車”及び“飛行機”等のあらゆる移動する物の位置を精密(cm単位)に測定して、それら移動体の位置を精密に制御するソリューションを提供するビジネスです。さまざまな分野で多くのノウハウを持っている企業とアライアンスを組むことにより、移動体精密位置制御の新分野を切り開いて参ります。
1 主力商品
GPS/マシンコントロールシステム、トータルステーション、レーザー応用機器
- 「GPSを利用した建機の自動制御システム(マシンコントロールシステム)」は、土木施工に要する時間を30〜50%削減可能な画期的なシステムであり、北米を中心に急速に普及が進んでいます。
- トータルステーションは世界でも高いシェアを持続しています。
2 最終的なお客様
- 建設業、測量業

















