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個人投資家の皆様へ

古来より人々は夜空に輝く星の位置を測ることにより自分たちがいる場所を特定していました。古代エジプトのピラミッドも天体観測によって位置決めされたと言われています。この高度な測量技術は国の領土を把握するだけでなく、大航海時代以降の行動範囲拡大に伴い進歩しました。1600年代に数学的な考え方を取り入れた三角測量と呼ばれる測量技術が発達し、現在の測量機器に応用されています。

距離を知る

測距:距離を測る
地点Aから地点Bまでの距離を測るには色々な方法があります。一番簡単な方法は巻き尺を用意して距離を測ることでしょうか。他にもあると思います。しかしながら、距離が離れていたり凸凹した土地だったりすると正確に測ることが難しくなります。そこで、光を使った測距法が考えだされました。

測距・距離を測る:イメージ

「速さ×時間=距離」という関係式があります。光の「速さ」は秒速30万kmと一定です。
地点Aから光を出して地点Bにある鏡で反射させます。その戻ってきた光の「時間」が分かれば「距離」を計算できます。光は地点A→地点B(鏡)→地点Aと2倍の距離を移動して戻ってきます。つまり、半分の時間で地点Aから地点Bに到達していると言えます。

測距・測離を測る:公式

式で表すと 距離(A↔B)=速さ(30万km)×時間/2

となります。これを機械に応用したものが電子距離計(EDM(Electronic Distance Meter))、光波距離計とも呼ばれます。対象物(反射プリズム等)に光を照射し、戻って来た光の時間を検出し距離を算出します。

EDM

角度を知る

角度を測る簡単な方法は分度器を使うことです。平面ならこの方法でも良いのですが、測量の世界ではもっと広い空間で角度を測る必要があります。

地点Aとビルの成す角度を調べます。
ビルの上に設置した目印を望遠鏡で覗きます。目印を望遠鏡の中心に合わせて固定します。地面と望遠鏡とが成す角を調べれば角度が導きだされます。

角度を知る:イメージ1
角度を知る:イメージ2

これを機械に応用したものがセオドライト(トランシット)と呼ばれる測量機器です。セオドライトは二つの直交する水平軸と鉛直軸に搭載された望遠鏡で構成され、対象物に目標を合わせた時に、水平角度と鉛直角度が正確に測定できます。
それぞれの軸にはロータリエンコーダと呼ばれるセンサが搭載され、移動量を光信号として読み取り、角度を算出する事ができます。

セオドライト
水平角の測定

鉛直角だけでなく水平角も測定可能

高さを知る

EDMとセオドライトを合体させた機械がトータルステーションと呼ばれる測量機器です。当社のトータルステーションは世界シェアNo.1を誇り、多くの土木・建設現場で活躍しています。

トータルステーションを使えば、距離と角度が一度に測定できます。
距離と角度が分かれば高さも簡単に測定する事ができます。

上位機種ではプリズムを自動追尾するため、ワンマン測定が可能です。

高さを知る:イメージ

距離と角度と高さを測定できる

PS