
【真のグローバル優良企業を目指します】
皆様には平素より格別のご厚情を賜り心よりお礼申し上げます。
2013年3月期決算
当年度における経済環境は、欧州では財政不安の長期化により景気が悪化しており、一方、米国では、この欧州の影響を受けながらも、内需を中心に景気は緩やかな回復をみせております。中国等の新興国群では、欧州を中心とした輸出環境の悪化等により、各国で状況は異なるものの景気は減速基調を示しております。
日本においては、東日本大震災からの復興需要や政権交代による政策への期待感等が牽引となり、景気は緩やかな回復が続いております。
この様な状況下、昨年6月には “経営責任の明確化による経営スピードの加速”を目的に事業体制を3カンパニー制に変更しました。また、一昨年来実施している事業構造の“Reform”は、3年間の目標“100億円”を1年前倒しして2年間で達成できたため、2013年3月末をもって終結することを宣言し、常態化してゆくこととしました。
さらに、“利益ある持続的成長による真のグローバルトップ”を目指すべく、”技術力“と”モノづくり力“を強化するとともに、”人財教育“と”戦略的新製品の上市“を継続してEnhancementをスピードアップする事により、高収益経営(ROE20%を目標)を目指してゆきます。
売上高は、前年同期と比べると、米国での改善がありましたが、前年度に実施したファインテックビジネスの事業縮小による減少や欧州及び中国での市況の低迷等により973億4千5百万円と、前年度と比べ△1.5%の減収となりました。
利益面では、売上高が減収となったものの、前年度に実施したファインテックビジネスの事業縮小や希望退職者の募集、その他継続的な事業構造改革への取り組みにより、固定費の削減及び原価低減を行ったこと等から、営業利益は52億1千4百万円(前年度と比べ31億3千4百万円の増益)、経常利益は34億7千1百万円(前年度と比べ30億4百万円の増益)と、前年度と比べ大幅に改善いたしました。また、当期純利益は、生産拠点の最適化を目的に実施した㈱ソキア・トプコンの松田事業所移転費用及び中国子会社の拓普康(北京)科技発展有限公司での新社屋移転中止費用、並びに投資有価証券の評価損等を特別損失に計上したこと等により、5億1千1百万円(前年度と比べ41億9千8百万円の増益)と、前年度と比べ大幅に改善いたしました。
(事業セグメント毎の経営成績)
スマートインフラ・カンパニーでは、日本が伸長したことにより、売上高は298億3千9百万円と、前年度と比べ5.7%の増収となりました。営業利益は、原価低減や固定費削減等に伴う収益の改善により41億2千6百万円と、前年度と比べ16億4千9百万円の増益となりました。
ポジショニング・カンパニーでは、欧州の市況低迷の影響を受けましたが、米国が堅調に推移したことにより、売上高は378億2千4百万円と、前年度と比べ10.5%の増収となりました。営業利益は、この売上高の増加により14億1千3百万円と、前年度と比べ9億5百万円の増益となりました。
アイケア・カンパニーでは、欧州の市況低迷の影響を受けたことにより、売上高は310億7千3百万円と、前年度と比べ△4.7%の減収となりました。営業利益は、この売上高の減少等により15億6千3百万円と、前年度と比べ△3億8百万円の減益となりました。
2014年3月期の通期計画
今年度の見通しにつきましては、欧州の債務危機リスクや米国の財政健全化に向けた歳出削減など先行きの不透明な要因があるものの、新興国が底堅く推移すると見られ、世界経済は当面穏やかな回復が続くと予想しております。日本においても、経済政策・金融政策の効果等を背景に消費マインドが改善し、次第に景気回復に向かうことが期待されます。
連結業績予想につきましては、売上高は1,100億円(2012年度と比べ13.0%増収)、営業利益は115億円(2012年度と比べ120.5%増益)、経常利益は100億円(2012年度と比べ188.0%増益)、当期純利益は50億円(2012年度と比べ877.1%増益)と予想しております。
なお、通期の業績見通しの前提として、主要な為替レートは、90円/米ドル、120円/ユーロと予想しております。
利益ある持続的成長を実現
当社グループは、事業のEnhancement(発展)をスピードアップする事により、利益およびキャッシュフローの創出を行い競合メーカーとの競争に勝ち抜くとともに、2011年4月に制定したTOPCON WAYの思想に基づいた企業風土の改革を進めて利益ある持続的成長を実現してまいります。またTM-1(Time to Market No.1)活動を更に強力に推進し、製造業の原点である「モノづくりを追求」する事により、グローバルな競争力を保持する真のグローバル優良企業を目指してまいります。
また当社グループは社会との共生を企業理念とし、地球環境への配慮、社会貢献活動をはじめとしたCSRの推進、コーポレートガバナンスの確立およびコンプライアンス活動の推進に注力してまいります。
私たちトプコングループは、株主・投資家を初めとする全てのステークホルダーの皆様方の信頼に応え、利益ある持続的成長を実現し続ける企業でありたいと考えています。皆様の尚一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年4月
株式会社トプコン


















