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ニュースリリース : 2009年度

3次元眼底像撮影装置3D OCT-2000を発売

~更に進化を遂げたトプコン 3D OCT~ 人々の眼の健康に貢献し続けます。

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:横倉 隆)は、3次元眼底像撮影装置3D OCT-2000を開発し、10月より発売致します。3D OCT-2000は、従来機の3D OCT-1000のコンセプトである眼底カメラとOCT(光干渉断層計)の融合を踏襲し眼底像撮影と断層像撮影を同時に行える3次元眼底像撮影装置です。眼底像撮影では新たに高解像度デジタルカメラを搭載し、高精細な画像を撮影でき、OCTではノイズを軽減した見やすい鮮明な断層像の表示を実現しました。
本体モニター部でのタッチパネル操作や撮影のオート化により、従来機に比べ格段に簡単で直感的な操作を実現するとともに、黄斑疾患/緑内障診断支援ソフトウェアの充実を図り、断層像の定量的な解析により医師の診断業務を強力にサポートします。さらに、前眼部撮影モードを搭載し、角膜や隅角の撮影にも対応します。
これまで外付けとなっていた分光器*1を本体に内蔵し、多くの検査機器でスペースに制約が生まれやすい検査室にも容易に設置できるコンパクトな一体システム化も図りました。
眼科医療関係者より高い評価をいただいております当社の3D OCTは、これまで以上にシャープな画像、高い操作性、診断をサポートする使いやすいソフトウェア等を進化させ、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの早期発見や経過観察、最適な治療選択等に貢献します。
本装置は2009年9月2日に米国 FDA(アメリカ食品医薬品局:Food and Drug Administration)の認証を取得しており、当社では米国市場での大幅な販売増加を期待しています。

3次元眼底像撮影装置 3D OCT-2000
3次元眼底像撮影装置 3D OCT-2000

撮影イメージ


【特 長】
■当社独自の「眼底カメラ+OCTの一体化」
眼底を観察する上で欠かせない眼底カメラとOCTが一体化し、一台二役で省スペース&ハイコストパフォーマンスを実現しました。さらにOCTとカラー眼底撮影を同時に行えるため、同一部位での対比が容易に行えます。
■高画質
当社従来機と比較し、カラー眼底写真の画素数が約4倍高まりました。色再現性が向上し、コントラストも増したことで細い血管も高精細に映し出します。拡大表示した場合でも、鮮明に細部を観察することが可能です。また、OCTでは2次元断層像の重ね合わせができ、ノイズを軽減し、よりシャープな画像を表示できます。
■疾患ごとの最適なスキャンパターン選択 (3D, Circle, Cross, Radial, Raster, Line)
疾患ごとに最適な断層のスキャンパターン・サイズを設定できます。特に当社の3D画像は定評があります。
■多彩な解析モジュールで医師の診断をサポート
●正常眼データベースを年齢、性別、人種別に揃え、非健常部位を瞬時に検出可能
被検眼と正常眼を比較し、非健常部位や程度をグラフやカラーマップで分かりやすく説明します。早期発見、根拠に基づいた診断、的確な治療へと導きます。また日本人正常眼データを多く揃え、より確かな解析結果を取得できます。(性別正常眼データベースは黄斑部解析のみ対応しています)
●緑内障・黄斑解析モジュール
網膜厚解析には厚みマップを搭載しており、網膜厚の計測や、緑内障診断には欠かせない網膜神経線維層の菲薄化の観察、視神経乳頭陥凹形状の解析ができます。また新機能となる緑内障進行解析は、蓄積したデータより解析を行い、緑内障の治療効果等の把握が容易にできます。測定の際の患者様の瞬きや眼球の動きによる影響を最小限に抑えるため、業界唯一の乳頭オートサーチ、サークル径補正、3Dトラッキングの3機能が撮影・診断を支援します。
■前眼部撮影機能
新機能である前眼部撮影機能により、迅速、非侵襲的に角膜・隅角を撮影することができます。角膜疾患や、角膜移植後の移植片の観察、隅角観察を行えます。角膜のカラーマップによる厚み表示も可能です。
■簡単操作
8.4型タッチパネルディスプレイで直感的操作が可能です。オート撮影機能も加わり、容易に撮影できます。
■眼科診療支援システム・IMAGEnet(イメージネット)*2とのシームレスな連携
3D OCT-Viewerソフトウェア(オプション)により、検査室以外でも閲覧、解析が可能です。また、IMAGEnetとの連携により、OCT以外の画像、検査データも一元管理が可能となり総合的な診断を支援します。

【仕 様】
眼底観察・撮影
撮影画角 45°
作動距離 40.7mm(眼底撮影時)、63.7mm(前眼部撮影時)
撮影可能瞳孔径(カラー眼底) 45°時:φ4.0mm以上、小瞳孔径時:φ3.3mm以上
眼底断層像/前眼部断層像観察・撮影
スキャンパターン
(推奨)※※
MACULA:3D SCAN 512×128、6×6mm、1画像に512A-scanを有するスキャン×128
MACULA:RADIAL SCAN 1024×6/12、6mm、1024A-Scanを有する経線方向のスキャン×6/12
DISC: 3D SCAN 512×128、6×6mm、1画像に512A-Scanを有するスキャン×128
DISC: CIRCLE SCAN φ3.4mm、1024A-scan、視神経乳頭を中心としたサークル状スキャン
7Line Raster 1画像に6mm、4096A-scanを有するスキャン×7本
スキャンスピード 27,000 A-scan/秒
スキャン範囲(眼底上)
      (角膜上
8.2×3mm、6×6mm、4.5×4.5mm、3×3mm
6×6mm、3×3mm
横方向分解能 20μm以下
深さ方向分解能 6μm以下
眼底像/眼底断層像観察・撮影
内部固視標 マトリクスLCD(提示位置切換・調整、提示方法変更可能)

前眼部用アタッチメントを取り付けた場合
※※その他、画素とスキャン範囲の組み合わせにより多数のスキャンパターンあり

【用語の解説】
1 分光器:
CCDカメラや回折格子等の電気、光学素子による光-電気信号変換装置。網膜深さ方向の情報を含んだ干渉光を分光した後、電気信号に変換して出力する装置です。
2 眼科診療支援システム・IMAGEnet:
眼科診療で扱う全てのデータを一元管理できるシステム。眼底像やOCT断層像、前眼部などの画像データや視機能検査値、眼圧値などの検査データを患者毎に管理できます。また、診察室や検査室、手術室等とのネットワーク化により必要な時に必要なデータを閲覧、確認できます。

【その他】
医療機器認証番号 : 221AABZX00046000 
FDA認証済み(米国) : 510(k) Number K092470
発  売 : 平成21年10月