検索
menu

ホーム > ニュースリリース > 最先端のGNSS信号受信処理技術Vanguard Technology搭載。安定した信号受信を実現する2周波GNSS受信機「HiPer V」を発売。

News Releases English

ニュースリリース : 2013年度

最先端のGNSS信号受信処理技術Vanguard Technology搭載。安定した信号受信を実現する2周波GNSS受信機「HiPer V」を発売。

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、独自のVanguard TechnologyTMを搭載し、GPS、GLONASS、QZSS(準天頂衛星)*1、Galileo*2、からの信号を受信する能力を備えた、アンテナ一体型2周波GNSS受信機「HiPer V」を発売いたします。

HiPer Vは、アンテナ、受信機に加え、送受信タイプの小エリア無線機までも内蔵したオールインワン設計です。ボディーには耐環境性能に優れた軽量なマグネシウムを採用しました。日本におけるGNSSを利用する測量作業に幅広く対応し、測量業務の大幅な効率化・省力化を実現します。

HiPer V


【主な特徴】

◎先進のVanguard TechnologyTMによる卓越した測位能力

GNSSボードに、当社が独自に開発した先進のVanguard TechnologyTMを搭載しました。この技術により、GPS、GLONASSや、QZSS(準天頂衛星)*1、Galileo*2からの信号を受信する能力が備わりました。また、チャンネル数が226チャンネルと従来機に比べ約3倍以上に増えるほか(従来機は72チャンネル)、信号受信能力が大幅に向上されることで、今まで以上に高感度かつ安定したGNSS観測が行えるようになりました。

◎完全ケーブルレスのRTK観測

送受信タイプの小エリア無線を内蔵し(GDMタイプならびにGGDMタイプ)、固定局・移動局とも面倒な無線機の設置と接続から解放され、完全にケーブルレスのRTK観測システムが可能となります。また、コントローラー(オプション)とWi-Fiテザリング可能なスマートフォンを組み合わせることで、ネットワーク型RTK観測においても完全なケーブルレスな観測システムを構築できます。

◎観測データはSD/SDHCカードに保存

大容量のSDHCカードにも対応し、長期の出張や長時間の観測、簡易なモニタリングなど大容量となるスタティックデータの取得も安心です。

◎日本語によるボイスメッセージ機能を搭載

受信機のステータス、例えばバッテリーやメモリーの残量など観測に影響のある項目について、日本語によるボイスメッセージで案内します。

◎優れた耐環境性能 IP67

防塵防水性能JIS保護等級IP67に準拠し、現場環境に左右されずに安心して観測が行えます。ボディーの素材は、衝撃にも強いマグネシウム合金を採用しています。

◎5種類のラインアップ

本製品は、受信性能や無線機の有無により5種類のラインアップを揃え、幅広いニーズに応えます。

1.GGタイプ GPS/GLONASS 1周波受信機
2.GDタイプ GPS 2周波受信機
3.GGDタイプ GPS/GLONASS 2周波受信機
4.GDMタイプ GPS 2周波受信機小エリア無線機内蔵タイプ
5.GGDMタイプ GPS/GLONASS 2周波受信機小エリア無線機内蔵タイプ


Hiper V


*1 QZSS(準天頂衛星)については、将来の対応を予定しています。
*2 Galileo衛星については、システムが完備され、本格的に商業利用が開始された後に、オプションによるアップグレードにて対応を予定しております。

 

【その他】

発売時期: 2013年5月
販売価格: 本体標準価格オープン価格


【用語解説】

Vanguard TechnologyTM
トプコンが新開発した多チャンネル、高感度、安定した信号受信を実現するGNSS測位技術の総称です。
主な特徴として、以下の項目が挙げられます。

・受信チャンネル数は226チャンネルです(特定の衛星システムに専用とせず、汎用に利用できるユニバーサルチャンネル)。

・コンパクトで省電力な回路設計です。

・複数の衛星測位システム、複数の周波数帯に対応可能です。

・木陰などの上空視界が思わしくない場所でも、優れた信号受信を実現します。

GNSS受信機
測位衛星(米国のGPS衛星、ロシアのGLONASS衛星、日本の準天頂衛星QZSS、EUのGalileo衛星など)からの信号を受信し座標情報を取得する装置。

準天頂衛星
現在の衛星測位システムでは、都市部や山間部等上空視界の限られる場所において、信号が受信できる衛星数が少なかったり、衛星の配置に偏りがあったりと、安定して観測ができないという問題があります。そこで、常に天頂付近に衛星を配置し、これら問題の解決することを目的に整備を進めているものです。

RTK
Real Time Kinematicの略。リアルタイムに数ミリ~数センチ精度で位置座標を算出するGNSS測位手法。
2台のGNSS受信機を使用し、固定局側に設置されたGNSS受信機から移動局側のGNSS受信機へ通信手段を利用して補正データを転送し、リアルタイムに移動局の位置座標を解析します。

ネットワーク型RTK
観測点付近にあるGNSS固定観測点(電子基準点等)のデータを利用して、観測点付近に想定した仮想基準点の位置での補正情報データを用いて、1台のGNSS受信機によって通常のRTKのように観測を行う方法です。これらデータの取得には、携帯電話等を使ってデータ配信サービス会社のデータセンターへ接続する必要があります。

2周波GNSS受信機 HiPer V 製品情報ページ