検索
menu

ホーム > ニュースリリース > 眼科向けデータマネジメント会社を買収

News Releases English

ニュースリリース : 2018年度

眼科向けデータマネジメント会社を買収

~ クラウドソリューションでスクリーニングビジネスを加速 ~

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野聡)の完全子会社であるTopcon Healthcare Solutions, Inc.(本社:米国 ニュージャージー)は、眼科領域のデータマネジメントシステムのスタートアップであるKIDE Clinical Systems Oy.(本社:フィンランド、以下、KIDE社)の全株式を取得しました。

KIDE社は医療画像スペシャリストによって2015年に創業されたソフトウェア開発会社です。同社は眼鏡店向けに強みを持っており、本社所在地であるフィンランドを拠点に、欧州で販売網を拡大しています。
欧米諸国では日本と異なり、医療資格を持つ検眼医*が眼鏡店に常駐しています。従来はメガネやコンタクトレンズといった視力矯正の処方が主目的でしたが、近年では検眼医が眼底像の撮影まで行い、重篤な疾患を発見した際は遠隔地の眼科医に診断を依頼するというスクリーニングビジネスモデルが広まってきています。しかし、患者ごとの眼の画像ファイルや検査データを一括管理するためのデータマネジメントシステムを導入するにあたり、サーバーを構えるための店舗スペースが不足していることや、専門のIT従事者を抱える必要があることが課題となっていました。
KIDE社が開発・販売を行っている「Optoflow」はクラウドベースのデータマネジメントシステムで、サービス利用者はサーバーの準備が不要なうえ、PCやタブレットといったデバイスがあれば誰でも簡単にデータ管理を行うことが可能です。また、遠隔地診療も可能であり、北欧地域では読影サービスも開始しています。

■Optoflow製品特徴
  • クラウドベースの為、利用者はITに関わる設備や人員への投資/管理が不要
  • ユーザーインターフェイスは極めてシンプルで機能/操作性に優れている
  • ベンダーニュートラルでOCT/SLO,眼底カメラ,視野計など各メーカーのあらゆるデバイスとの接続が可能
  • DICOM, HL7, XDSといった国際標準規格に対応



Optoflow使用画像
Optoflow使用画像

Optoflow利用イメージ図
Optoflow利用イメージ図



当社は「Healthcare through the eye」を掲げ、スクリーニングによる疾患の早期発見と予後管理による患者のクオリティー・オブ・ライフの向上及び医療効率の向上を目指しています。
本買収により、スクリーニングおよび予後管理において重要な「患者にとってアクセスのよい施設でのデータ取得」を実現し、当社が推進しているスクリーニングおよび予後管理ビジネスの加速が期待されます。
なお、本システムは、現時点では日本市場への販売は予定しておりません。

*検眼医
欧米諸国においては、眼科領域において「眼科医(Ophthalmologist)」「検眼医(Optometrist)」の二種類の医師が存在致します。眼科医が眼疾患の専門的な治療や手術をおこなう一方、検眼医は視力測定等の検眼を専門とする医師です。
検眼医制度がある国においてはメガネやコンタクトレンズといった視力矯正の処方の際には検眼医の診察が必要となります。

【KIDE社 概要】
正式社名 : KIDE Clinical Systems Oy.
代表者 : Mr. Anssi Ylimaula
本社所在地 : Mäkelininkatu 43 90100 OULU, Finland (フィンランド)
主要事業 : アイケア分野におけるデータ管理ソフトウェアの開発、製造、販売