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レーザー式生育センサー活用事例(CropSpec)


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可変施肥システムを使うと適切な量を適切な場所に肥料が撒けるところがいいです」

北海道中川郡本別町に位置する前田農産食品合資会社様は耕作面積113haの圃場で、小麦、甜菜、豆類の生産を行なっている。同社は小麦の知名度・付加価値向上と良質で美味しい小麦を消費者へ届けたいとの思いから、生産から調製までを自家施設で実施し、販売まで手がけている。
同社では、小麦の追肥と生育データの調査にレーザー式生育センサーCropSpecを使用した可変施肥システムを活用し、品質の向上に役立てている。
今回活用した可変施肥システムはCropSpecの計測データを元に作物の種類に応じた肥料の散布量を推定し、生育状況に応じてリアルタイムに施肥量を制御するシステムである。
同社、代表取締役専務の前田茂雄様は、「私はこのシステムは収量を上げるためではなく、収量を下げない理由を発見させるモノだと考えています」とこのシステムについて話す。「普通は、自分の家に近い所は肥料を多く撒く傾向になります。人間の心理として、余った肥料を自分の家の近くに撒きたくなりますし、普段からよく見ているので、どうしても家に近いところに多く撒いてしまいます。こうして実際にデータを見てみると、横着していることが数値とMAPで裏付けられました(笑)」と前田様は結果に驚きを隠せない。

さらに前田様はこのシステムのメリットについて、「今までは感覚的に把握をしていたところが、MAPで見ると定量化されてばらつきの傾向が判るところです。今までは勘で肥料を撒いていたので、今日は20キロ撒こうと決めたら、絶対に20キロ撒いていました。MAPがあれば元肥、堆肥をこの部分だけ厚くする薄くするなど臨機応変に対処ができます。肥料は撒き過ぎてもダメで、バランスが非常に重要です。既存の土壌分析と共に、このシステムを使えば、適切な量を適切な場所に肥料が撒けるところがいいです。来年は小豆でも是非使ってみたいですね」と語る。
「このセンサーは全体の生育状況のバランスを把握するという使い方だけでも、問題なく使えると思います。前年のデータを使って、農協などが町村全体で、あなたのところは肥料をこれだけ撒いてくださいと指示するだけで、町村全体の収量アップに繋がると思います」と前田様はCropSpecの性能に納得の様子。
最後に前田様は、「今まで感覚的に把握していましたが、これからの農業はデータに基づいた細やかな管理が重要になってきます。農作物の品質の向上を目指すことはもちろん、今後は食の安全と消費者の信頼の確保が求められてきます」と更なる農作物の付加価値向上に取り組んでいく。

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ユーザー名:前田農産食品合資会社様
URLhttp://www.co-mugi.jp/
使用機種:レーザー式生育センサー CropSpec