検索
menu

ホーム > ポジショニング > TOPCON > 活用事例 TOPCON AT WORK > 3Dスキャナー/イメージング > モバイルマッピングシステム活用事例(IP-S2 Lite)

Positioning English

モバイルマッピングシステム活用事例(IP-S2 Lite)

201303_satogiken_IP-S2Lite_main_J.jpg

IP-S2 Liteで取得した圧倒的な情報量が、長大な路面調査の効率化を実現!

宮城県仙台市の株式会社サトー技建様は、東北地方における測量設計業務を中心として行う建設コンサルタント会社である。
東日本大震災で多くの被害を受けた宮城県では、インフラの整備と災害に強い町づくりが急ピッチで進められている。同社では、こうした災害復旧計画を立てる際の災害査定業務に、モバイルマッピングシステムIP-S2 Liteを活用した。
災害査定は、被災箇所に即した適切な復旧方法と事業規模を決定するための指針として重要な業務である。今回の震災による被災箇所は想像を遥かに越える数に上り、従来の写真撮影による測量だけでは限られた期間内で広範囲なエリアに対応するのは困難であった。そこで同社では、3年前に導入していたIP-S2 Liteの利点が生かせると考え、今回の査定業務に採用した。
IP-S2 Liteは360°全方位を撮影できるカメラとGPSを組み合わせたシステムで、車に搭載して路上を走行するだけで道路の地理空間情報を取得できる。同社地理情報部部長加藤一也様は、「このシステムのおかげで、長大な路線の査定にも対応することができました。迅速な査定業務の実現に果たした役割は大きいです」と語る。
同社が請け負った路線は石巻市の県道など22路線、総延長が237kmと広範囲に亘った。加藤部長は「従来の方法では、10km程度の調査に7人程度の人員を必要とし、3日かかりました。しかし、このシステムを活用すれば3人程度で現地に向かい、1日で作業を済ますことができます」と、作業の効率化をメリットとしてあげた。また「対象箇所だけの写真撮影だけでは把握しきれない周辺の情報が、同データの分析時に得られるのも大きな利点です」と、取得できる情報量の多さを強調する。「査定官が行う災害査定は机上で行われるため、従来では多くの現地写真を用意する必要がありました。しかし、360°動画を活用したこのシステムの場合、見たい箇所を選んで拡大できるので参照しやすく、これまでより多くの情報が得られると査定官にも大変好評でした」と加藤部長は語る。
また、今回のように路面の災害が多い場合には、地図と連動したこのシステムが大いに活躍したと語る加藤部長は、「GIS(地理情報システム)を駆使したデータは視覚的に優れており、査定での効果は絶大でした。迅速な復旧復興を目指す今回のような業務では、高度な分析と素早い判断に繋がる技術として欠かせません」と付け加える。
加藤部長は「このシステムを自社で所有していることが大きなメリットだと考えています。お客様の要望に対してもレンタルではできない即時対応が可能です。ノウハウを蓄積することで、宮城県内で建設コンサルタント業の先駆者でありたいと考えています」と語る。同社では、震災前からIP-S2 Liteを活用した測量業務を進め、常にその活用シーンを模索してきた。新しい技術への積極的な取り組みは、震災後にも即座に業務として反応できる瞬発力へと繋がったという。
最後に加藤部長は「被災地の復旧復興に貢献する技術の供給は、当社の使命です。今後もこのシステムで得られたデータを基に、地域の豊かな町づくりに貢献していきたいです」と力強く語った

201303_satogiken_IP-S2Lite_001_J.jpg
201303_satogiken_IP-S2Lite_002_J.jpg

株式会社サトー技建様 インタビュー Movie

ユーザー名:株式会社サトー技建様
使用機種:IP-S2 Lite