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3Dレーザースキャナー活用事例(GLS-2000)

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GLS-2000は、i-Constructionに欠かせない測量機だ。

昭和13年創業の協成建設工業株式会社様。小樽・後志地区を中心に、札幌・函館・旭川地区でも様々な施工実績をもつ総合建設会社だ。同社が海岸擁壁工事をi-Construction仕様で取り組むにあたり、3DレーザースキャナーGLS-2000を活用されたとのことで、お話を伺った。

様々なメリットがある3Dデータの活用。

「当社では、5年前から本格的に3次元CADを使っています」とお話いただくのは、工事部工事課長の大藤修(おおふじおさむ)様。最近ではiPadに図面や施工データを入れて現場で活用しているほど、3Dデータの活用には長けている。「我々は2次元の図面を頭の中で3次元化できます。それは、いわば熟練の技術です。3Dデータを使えば、より多くの方に現場を直感的にご理解いただけます。我々にとっても、より複雑な形状や干渉などの問題を見える化でき、非常に効果的なのです」
そんな同社だからこそ、i-Constructionへの取り組みにも意欲的だ。発注者に向け、早くから3Dデータ活用事例の冊子を作ったり、勉強会や現場見学会を開いたりなど、積極的に3Dデータ活用のメリットを提案してきた。その甲斐あって発注者側にも理解が広がり、高く評価されるようになった。本工事も同社からの提案でi-Construction仕様が決定、GLS-2000の活用に至ったのである。

驚くほどに作業を軽減したGLS-2000。

GLS-2000の用途は?その効果は?具体的なお話を工事部工事係長の下澤哲也(しもざわてつや)様に伺った。「起工測量における設計照査から、施工計画の作成、数量確認、出来形計測と幅広い範囲で活用しています。導入の効果については、GLS-2000を活用した5現場と、従来法で計測していた過去とを比較検証してみました。なんと7割も作業が軽減したという結果になったのです。これほどの効果が出るとは、正直なところ我々も驚いています」
また、土砂崩れなど災害現場の復旧工事にも威力を発揮したとのこと。下澤工事係長は続ける。「立入不可な場所でも安全なところから計測でき、しかも速い。実際、昨年末に土砂崩れが発生した場所をGLS-2000で計測し、復旧工事へ素早く対応できました」

さらなる高みを目指して。

今後、インフラの維持管理業務など様々な活用を計画している。「海岸沿いの急傾斜地や消波ブロックを定期的に観測する変位計測や、コンクリート構造物の劣化計測などが考えられますね。また、UAVでは計測できないオーバーハングの断面や交通量の多い道路など、パッと思いつくだけでも使い道はいろいろありそうです」と大藤工事課長。
同社ではGLS-2000の特性について更に理解を深めるため、今でも対象物の違いや設置場所、時間帯などで点群データの取得にどのような影響があるか検証し続けているという。研究熱心な姿勢には心を打たれる。

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kyosei_GLS-2000_001_J.jpg工事部 工事課長
大藤修 様
kyosei_GLS-2000_002_J.jpg工事部 工事係長
下澤哲也 様

ユーザ名:協成建設工業株式会社
URL  :http://www.kyosei-cce.co.jp/
使用機種:3Dレーザースキャナー GLS-2000

取材協力:株式会社岩崎
URL  :http://www.iwasakinet.co.jp/

※ i-Constructionは、国土交通省国土技術政策総合研究所の登録商標です。