中国及び新興国でのポジショニングの事業展開を強化

GPS受信機を中国国内で生産開始
2010.06.15

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:横倉 隆、以下トプコン)は、2004年2月に北京拓普康商貿有限公司(本社:北京市、董事長:艾方中 以下北京商貿社)との合弁により設立した、中国におけるポジショニング機器の生産拠点である拓普康(北京)科技有限公司(所在地:北京市、董事長 鄒熹光 以下科技社)の基盤強化を図るため、新たにトプコン・ポジショニングシステムズ社(本社:米国、CEO兼社長: Raymond O’Connor 以下TPS社)を出資者に加え、その社名を拓普康(北京)科技発展有限公司に変更することで北京商貿社およびTPS社と合意し、契約を締結いたしましたのでお知らせします。

今後、必要な許認可を取得し、2010年7月に新体制にて営業を開始することを予定しています。
また、拓普康(北京)科技発展有限公司は、生産品目を独自ブランドのトータルステーション(GoWin:ゴーウィン)等の一般測量機器に加え、新たにTPS社が生産しているGPS受信機の中国国内生産を開始し、生産品目の拡充と価格競争力の強化を図りトプコングループの生産拠点強化の一翼を担います。

中国においては、今後も内需主導の社会インフラ整備(中国高速鉄道網計画等)に伴う市場の拡大や北京・上海等の主要都市が掲げるデジタルシティー構想によるGPS関連製品の需要増が見込まれます。当社は、中国国内はもとより、トプコングループの新興国市場向け生産拠点として、グローバルなグループ連携を通じて更なる業容の拡大を目指します。

【新会社概要】
商号:拓普康(北京)科技発展有限公司
  (英文名 Topcon (Beijing) Opto-electronics Development Corporation)
代表者:董事長 鄒熹光 
所在地:中国 北京市
事業内容:トータルステーション等の一般測量機器、GNSSなどのポジショニング機器及び医用機器の開発、製造、販売
設立時期:2010年7月

【北京拓普康商貿有限公司】
代表者:董事長 艾方中
所在地:中国 北京市
主要事業:トプコン製ポジショニング製品・システム、医用機器の販売、サービス

【トプコン・ポジショニングシステムズ社:トプコンの米国100%子会社
代表者:CEO兼社長 Raymond O’Connor 
所在地:米国 カリフォルニア州
主要事業:GNSS、土木用重機マシンコントロールシステム、精密農業システム、移動体計測システムの研究開発、製造、販売およびトータルステーション等の一般測量機器、三次元計測システム等の販売

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