大型構造物の三次元測定・変位計測自動測定機 新型AUTO 3D STATIONを発売

2011.02.09

大型構造物の三次元測定や変位モニタリング用の自動測定機としてご好評いただいている、『三次元測定システムMONMOS』のセンサーAUTO 3D STATIONをリニューアルし、NET05AX・NET1AXとして販売を開始いたしました。新機能として初期値データ取得作業を自動化させる機能、高速な自動計測を可能とする機能を追加。さらにプリズム・シートでの自動視準高精度化、ノンプリズム測定の長距離化(NET1AX)、モーターの回転速度を向上するなど、最新技術によりさらに性能アップしたAUTO 3D STATIONです。

【特長】

  • 新機能 スキャンサーチ
    外部機器よりNETをコマンド制御し、モニタリングの初期値作業の大幅な効率化が期待できる新機能です。初期値取りをしたい範囲を指定しスキャニングすることで、ターゲットの位置を自動認識、位置情報を出力します。特に薄暮時や夜間、トンネル坑内などターゲットを確認しづらい環境での作業や、ターゲット数が膨大な場合での効率アップを図れます。
  • 新機能 高速2D計測
    測距することなく、ターゲットの位置を素早くかつ正確に取得する新機能です。外部機器よりNETをコマンド制御するこの機能は、ターゲット中心まで視準させずに視野内に入ったターゲットの水平方向、鉛直方向の中心位置を算出することにより、高速化が実現され二次元でのデータ管理で十分な沈下計測などに効果を発揮します。
  • 機能UP 自動視準の高精度化
    1素子プリズム使用時の自動視準精度は1”(1mm@200m)*反射シート(RS50N-R)使用時では4”(1mm@50m)*へと向上。高精度な自動視準が可能です。
    * ISO17123-3準拠
  • 機能UPノンプリズム測定の長距離化(NET1AX)
    NET1AXでは最大ノンプリズム測定距離400m(反射率90%の白色面)と従来機比2倍の長距離化を果たしました。
  • 機能UP 駆動モーターの高速化
    モーターの最大回転速度60°/Sと、従来比約33%の高速化を実現。今まで以上に作業の効率化を図ることができ、測定箇所が膨大であればあるほど、その効果は大きくなります。

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