SOKKIAブランドが誇るリモートコントロールシステムと追尾性能を、さらに進化させた自動追尾・自動視準トータルステーション「SX」シリーズを発売

2012.06.12

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、SOKKIAブランドの自動追尾・自動視準トータルステーションSXシリーズ(以下SX)を、日本国内にて発売します。

SXは、リモートコントロールシステムRC-PR5と自動追尾アルゴリズムをさらに進化させ、測量作業の効率化と優れた測距精度の両立を実現したトータルステーションです。SOKKIAブランドが示すひとつの到達点ともいうべきこのSXは、お客様にとってストレスのない思い通りのワンマン観測を行うためには最適な1台です。

また、SXにはクラウドサービスを活用した世界初*1のユーザーサポートシステム「TSshield」(ティーエスシールド)が搭載されており、お客様が製品を管理・運用していく上でのサービスを提供いたします。サービス内容は、今後も随時拡大する予定です。

さらに、SXのオンボードソフトウェアは電子野帳プログラムとして様々な測量シーンに対応した「SDR8サーベイ」と、土木施工に適した機能を搭載した「SDR8シビルマスター」の2種類を用意しています。「SDR8シビルマスター」は、国土交通省の定める「トータルステーションを用いた出来形管理要領」に対応しており、三次元座標を用いた施工管理による省力化を実現し、情報化施工の推進に役立ちます。

【主な特徴】

■厳しい環境にも強い自動追尾性能
独自に開発した自動追尾エンジンにより、太陽の反射や視通の遮断が発生するような環境下でも、確実にプリズムを追尾し続けます。これにより現況測量など、観測者一人での作業効率を大幅に向上しました。

リモートコントロールシステムRC-PR5
リモートコントロールシステムRC-PR5は、プリズムの視準から観測に至る一連の流れを素早く確実に行うことができるシステムです。プリズム側の観測者が持つRCリモコンからは幅の広い扇状のサーチ光が照射され、その光を感知したSX本体は最短の旋回で素早くプリズム方向に振り向き、視準します。

■安心と安全を提供するTSshield
SXは、クラウドサービスを活用した世界初のユーザーサポートシステム「TSshield」を搭載しています。お客様の大切な資産であるトータルステーションを安心してお使いいただくために、トプコングループではクラウドサービスと連携した様々なサービスを提供いたします。製品の稼働状況などの情報もサーバーに蓄積され、いつでも知りたい情報を引き出せます。さらに、最新のファームウェアのアップデートも本体側からオンラインで簡単に行うことができます。なお、通信費用は当社が負担するため、登録や通信に関するお客様の負担は一切ありません。*2

■LongRangeコミュニケーション
Bluetooth®クラス1無線技術を採用した通信機能を搭載し、最大600m*3という長距離まで安定した通信を実現。Bluetoothクラス1無線を搭載した電子野帳や、電子平板をインストールしたPCを使用することで、ケーブルレスにとどまらず、シンプルな装備で測定対象であるプリズム側から操作するという、現場にあった効率の良い現況測量のスタイルを選択できるようになります。

■高精度な長距離ノンプリズム測距を実現 RED-tech
EDMSXには、ノンプリズム測定の使用用途を最大限に広げる優れた測距機能を搭載。路面やマンホールなどの入射角の浅い測定や狭い場所での測定、色の暗い対象物の測定などあらゆる環境に左右されない、安心・確実なノンプリズム測定を実現しています。

■信頼の測角システム
アブソリュート・エンコーダーを核とした先進のデジタル技術を駆使した測角システムを搭載。測角精度1”機には、独自の測角自己校正機能IACS (Independent Angle Calibration System)を搭載し、コンパクトな筐体ながら高精度な測角を実現しました。

【その他】
発売時期:平成24年6月
販売価格:本体標準価格オープン価格

*1  2011年12月現在。弊社調べ。
*2  3年間は無償。登録後3年が経過すると、料金体系の見直しがあります。
*3  機器間の障害物その他の環境条件により変化する可能性があります。

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