戦略提携により拡大を続けるトプコンのポジショニング事業

2013.01.25

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田憲男)は、ポジショニング・カンパニーを通じ、建設・農業・鉱業・ GIS・モバイルソリューション業界などにおいて影響力のある著名なグローバル企業と、販売提携やOEM供給などの戦略的な提携関係を推進しています。

過去5年間の不安定な世界経済情勢にもかかわらず、販売提携やOEM供給によるマシンコントロール事業の売上高は2007年に比べ 6倍に増加しました。精密農業事業部門に占めるOEM事業の割合は6年前に35%であったものが、本年度には50%に達する見通しです。

トプコンのポジショニング技術を取り入れることで、その企業が提供する製品・サービスの質や効率を向上させ、ビジネス拡大が期待できるような企業との戦略的提携関係を模索しています。業界最先端の精密ポジショニングソリューションの活用は、お客様および潜在顧客にとって非常に有益であり、収益力向上による成功をもたらすものと考えます。今後マシンコントロール事業は2倍に成長する見通しですが、 戦略提携による売上はそのうちの 50%を占める見込みです。当社はこの事業分野の成長に引き続き注力します。

当社は、光学機器、GNSS受信機、マシンコントロール、高解像度スキャナー、関連ソフトウェアシステムなどの精密ポジショニング製品ラインナップの拡充のために、常に新技術の開発、創出に注力し、多くの関連特許を取得しています。顧客が自社のコア技術に集中することを可能にするために、トプコンの技術の進歩は販売提携やOEM供給などの戦略的な提携において極めて重要です。

最近では こうした戦略提携に活用される以下の新GNSS 技術を発表しました。

  • Vanguard™ GNSS技術:業界最先端の信号トラッキングおよび処理アーキテクチャ
  • Universal Tracking™:1つの受信機チャンネルにおいて、特定の1信号のみを受信するようにプログラムされるのではなく、受信する信号の自動選択を可能にするユニバーサルトラッキング技術
  • Quartz Lock Loop™:実用車などの振動が激しい環境における高度な信号処理を可能にする技術

さらに、2012年9月に、OEMソリューションウェブサイト「topconoemsolutions.com」を開設し、OEMサポートの特別チームが、ハードウェアやプログラミング技術、取り付けや保守に関して顧客サポートを行っています。

トプコンは、以下の世界的に著名なグローバル企業と販売提携やOEM供給などの戦略的な提携関係を結んでいます。

コマツ社、 アグコ社、 ジョンディア社 (建設・林業部)、ゴマコ社、サーメドイツファールグループ、アマゾネ社、ディッキージョーン社

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