コマツのICT建機にトプコンのマシンコントロール技術を活用

2013.04.18

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長 内田憲男、以下 トプコン)と株式会社小松製作所(本社:東京都港区、代表取締役社長 大橋徹二、以下 コマツ)は、ICT(情報通信技術)建機の開発において提携し、ドイツ・ミュンヘンで開催中の建設機械見本市Bauma2013において、第一弾商品となる世界初の全自動ブレード制御機能を搭載した中型ICTブルドーザーを発表しました。

トプコンはこれまで建設機械にGNSS受信機などのセンサーと制御システムを取り付け、予め入力した設計データに基づき重機の排土板を制御するマシンコントロールシステムを販売してまいりました。今回コマツとの共同開発により、この機能をコマツの車体生産時から内製化することで、高い信頼性を確保し、整地の仕上げ作業のみならず、その前段階の掘削作業を含む全てのブレードコントロールを世界で初めて自動化し、掘削作業から仕上げ施工まで高い作業精度と作業効率を実現しました。

また、コマツの機械稼働管理システム「KOMTRAX」とトプコンの施工管理システム「Sitelink3D」をインターフェイスし、今後webサービスを通じ現場の機械の稼働状況、作業の進捗状況・運土量などの施工情報の効率的な一元管理の実現を図ります。

本年度中には油圧ショベルも欧州において展開し、建設業界のICT化拡大に貢献します。

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