農機のオートステアリングにも対応!農業の効率化を推進する タッチスクリーン ガイダンスコンソール「X14」の国内販売を開始

2014.04.01

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:平野 聡)は、精密農業に向けたタッチスクリーンガイダンスコンソール「X14」の日本国内への販売を開始いたしました。
本機は、GNSS(衛星測位システム)を用いて圃場での農機の走行ルートのガイダンス(誘導案内表示)や作業軌跡のマッピング、農機のオートステアリングを可能にするシステムのコントロールパネルです。ディスプレイと操作部を一体化し、ガイドバーをディスプレイ上に表示することで、従来機に比べ小型化しました。また、分かりやすいアイコンベースのメニューやユーザが設定を変更できるインターフェース、3Dグラフィックス表示などにより、優れた操作性を備えています。

【主な特長】

■直観的なユーザーインターフェース
X14は、3Dグラフィック表示も可能な4.3インチのフルカラータッチスクリーンディスプレイを搭載しています。日本語表示やアイコンベースのメニューなど、ディスプレイの性能と相まって、炎天下でも見やすい設計となっています。さらに、画面上部にはライトバーを表示し、設定した運行ラインと実際の走行ラインとの差を直観的に把握できます。

豊富なガイダンスパターン
A-Bライン、同一カーブ、ピボット、ガイドロック等、農地の形状や作業形態に合わせた豊富なガイダンスパターンを搭載しています。

作業軌跡のマッピング
GNSS受信機で取得した位置情報を使い、正確な作業軌跡のマッピングを行います。ディスプレイに作業軌跡を表示させることで、作業済/未作業を一目で把握できます。

用途に合わせてGNSS受信機を選択
・GNSS受信機SGR-1
SGR-1は、マニュアル運転による走行軌跡のマッピングを行うことができる1周波GNSS受信機です。米国のGPSとロシアのGLONASSからの搬送波を受信するほか、当社独自の技術により、安定したガイダンスを可能にしています。
・2周波GNSS受信機/ステアリングコントローラAGI-4
AGI-4は、GPSとGLONASSの2周波GNSS受信機やIMU*1、ステアリングコントローラを一体化し、高精度な自動運転とガイダンスを実現するGNSS受信機です。更なる高精度への要求に対応すべく、RTK(リアル・タイム・キネマティック)へのアップグレードが可能です。またAGI-4は、業界初*2のISO11783通信規格*3に準拠しています。
*1 Inertial Measurement Unitの略称であり、慣性計測装置のこと
*2 2014年3月現在、当社調べ
*3 ISO11783:農業・林業機械用シリアル通信制御ネットワークにおける国際標準の通信規格

電動ステアリングによる農機のオートステアリングに対応
2周波GNSS受信機/ステアリングコントローラAGI-4、電動ステアリングAES-25との組み合わせにより、高精度な農機のオートステアリングによるガイダンスを可能にします。

【その他】
発売時期:2014年3月
販売価格:本体標準価格オープン価格

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