オートケラトレフラクトメータ KR-800PA発売

2017.12.20

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、プラチドリング測定を搭載したオートケラトレフラクトメータ KR-800PA(以下KR-800PA)を2017年12月に発売いたします。

オートケラトレフラクトメータKR-800シリーズに、角膜マッピング機能を搭載したKR-800PAが加わります。一度の測定で屈折力測定だけでなく、角膜屈折力分布マップも取得でき、追加操作なしで角膜乱視の有無を確認できます。赤外光撮影、3Dオートアライメント機能*1や、8.5インチの大型タッチパネルモニターでの操作、シンプルでわかりやすいデータ表示により、すばやく簡単に豊富な情報が得られます。

【特長】

  • 一度の測定で、屈折力測定に加え、周辺ケラト値測定、プラチドリングによる角膜屈折力分布測定が可能です。
  • トプコン独自のロータリープリズム測定方式により、血管などの影響を受けにくい安定した屈折力測定結果を提供します。
  • 3Dオートアライメント機能により、すばやく簡単にアライメントが完了し、自動的に測定できます。
  • 大型カラー8.5インチタッチパネルスクリーンで操作が分かりやすく、データ確認も容易です。
  • コンパクトなデザインで、省スペース化に貢献します。

【主な仕様】

屈折力測定範囲

球面屈折力-25D~+22D*2(0.12D/0.25D ステップ表示)
円柱屈折力0D~±10D*(0.12D/0.25D ステップ表示)
乱視軸方向1゜~180゜(1゜/5゜ステップ表示)
測定最小瞳孔径φ2mm

角膜曲率測定範囲

角膜曲率半径5.00mm~10.00mm(0.01mm ステップ表示)(分布表示の場合:0.1/0.2/0.3mm ステップ)
角膜屈折力67.50D~33.75D(0.12D/0.25D ステップ表示)(分布表示の場合:0.5D/1.0D/1.5Dステップ)(但し、角膜屈折率=1.3375とした時の換算値)
角膜乱視度0D~±10D(0.12D/0.25D ステップ表示)
角膜乱視軸方向1°~180°(1゜/5゜ステップ表示)
角膜曲率半径・角膜屈折力分布測定領域φ1.5mm-φ9.2mm(但し、角膜曲率半径が8.00mmの場合)

その他

PD測定範囲20~85mm(0.5mmステップ表示)
寸法321~340mm(W)×523~539mm(D)×490~520mm(H)
質量19kg

【その他】
販売名:オートケラトレフラクトメータ KR-800PA
医療機器届出番号:13B1X00030KR800P
発売:2017年12月

*1 オートアライメント作動可能範囲に手動で位置合わせすると自動でアライメントを行い、測定まで完了させる機能です。
*2 但し、球面屈折力+円柱屈折力≦+22D、または球面屈折力+円柱屈折力≧-25D

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