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写真測量システム活用事例(TSトラッキングUAS)

阿部建設 TSトラッキングUAS

若者が輝ける建設業界を作るため 積極的にICT機器を導入

山形県酒田市の阿部建設株式会社様。以前(2016年11月)、自社で3次元設計データの作成やICT建機の活用に至る経緯を伺ったが、新たに写真測量システム『TSトラッキングUAS』を導入いただいたので、再びお話を伺うことにした。

UAV写真測量を開始。

Abe_TStrackingUAS_002_J.jpg「次の課題は、3次元点群データの活用です」。前回のインタビューで同社代表取締役の阿部正志(あべ まさし)様は、こう締めくくっていた。そして「次の一手はUAVだ」と、DJI Matrice 600 Proを導入し、空中写真測量へ踏み出したのである。ただ実際に計測してみると、標定点設置の煩わしさに手を焼くことに。そんな折り『TSトラッキングUAS』の発売を聞いた。阿部社長は「白河のトレーニングセンタで拝見し、実際に現場でデモも行っていただいた結果、上手くできそうだ、今まで感じていた煩わしさも解消できると確信して導入を決意しました。当社は既に自動追尾トータルステーションGT-1005を使っていましたので、後付けできたことも理由の1つです」

計測は短時間で完了。
どこでも横断が切れて出来高管理も簡単。

ここからは、実際に現場で使われているお二方、同社工事部工務部長の後藤亮(ごとう まこと)様と、工務部係員の笹村友(ささむら とも)様に従来法との違いや使用感などを伺うことにしよう。

後藤部長は、当初UAVによる写真測量に対して懐疑的であったらしい。「我々の世代は、横断測量といえばテープとレベルとスタッフ。写真で横断測量など想像がつきませんでしたし、成果も信用できませんでした。それでも何現場かこなしているうちに、いかに今までが面倒だったのかと思うほど考えが変わりましたね。テープ横断は最低3人、測るだけで1日、計算まで含めれば2~3日はかかっていましが、『TSトラッキングUAS』なら一度測ればどこでも横断を切れますし、出来高も簡単。1日で一気に測量できますから、リアルタイムな管理が可能になりました」

フライトを担当されている笹村様は「『TSトラッキングUAS』は、1人ないし2人で調整点1点と検証点2点のみ設置すれば良いので、計測は準備を入れても1時間くらいです。標定点の数が全く異なりますから、通常のUAV写真測量と比べても作業効率は段違いです。また『TSトラッキングUAS』の良いところは、常にカメラをトータルステーションで追尾計測している点だと思います。ですから、UAVが揺れてしまうような天候でも、精度を保てるのではないでしょうか」

これからもICT導入は続ける!

最後に阿部社長へ今後の方針について伺った。「建設業界の未来のため、若者が輝き続けられる場所を作っていきたいという想いが強くあります。現場では経験がものを言う場面は沢山ありますが、これからの世代には数値化して説明していくことも必要だと感じていますから、今後も積極的にICTの導入・活用を進めていきます。
この次は『施工履歴データを用いた出来形管理』に取り組んでみたいですね」

現場を担当されたお二人、工事部工務部長 後藤亮様(左)、工務部係員笹村友様(右)

現場を担当されたお二人、工事部工務部長 後藤亮様(左)、工務部係員 笹村友様(右)。

ユーザー名:阿部建設株式会社
URL:https://abekensetsu.jp/
使用機種:写真測量システム TSトラッキングUAS
     3D点群処理ソフトウェア MAGNET Collage

取材協力:株式会社山形測器社
URL:http://yamagata-sokkisha.jp/