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自動追尾パルストータルステーション活用事例(GPT-9000MC)

林道に、山間部に、TS転圧管理システムが大活躍!「1チーム1現場」から「2チーム2 現場」へ

福岡県八女市の八女舗道株式会社様は、舗装工事と土木工事を中心に事業を展開している。
今回初めてトータルステーション転圧管理システムを導入、アスファルトの転圧表層作業に自動追尾パルストータルステーションGPT-9000MCの活用を開始した。

代表取締役の吉開様は「前々から新しいこと、他社とは違う技術を取り入れたいと思っていたところに、国土交通省が発行した『GPS・TSを用いた盛土の締固め情報化施工管理要領(案)』に後押しされたことが導入のきっかけでした」と語る。「転圧管理用のトータルステーションを入れてからは非常に現場が快適です。それまでは熟練工の社員しか精密にタイヤローラーを扱うことができませんでした。GPT-9000MCを導入してからは、経験2〜3年の若手社員でも熟練工に劣らず操作できています」という。検査についても「転圧状況のチェックは目視ではバラつきが多く、運転していると踏み残しに気づきにくいことも問題でした。今では運転席に設置したパソコン画面に走行の軌跡が表示されるので、常に状況が把握できて安心です。従来の『点』での管理手法と比較して『面』で転圧を管理できるので、施工範囲全域に渡って安定した精度と品質が確保できます」と付け加える。熟練者から経験の浅い社員まで偏りなく作業の割り振りができるため、1度に2つのチームを編成して2つの現場を並行してこなすことも可能になったという。


また、「大きな現場だけではなく小さい現場にも使えることがトータルステーションの利点です」と、吉開様はGPSによる転圧管理システムとの違いについて説明する。「林道や山間部、トンネルなどの工事も多いのですが、このような上空視界の悪い細くて狭い場所でもトータルステーションであれば支障なく作業が行えます。自動追尾でプリズムを常に捕捉してくれるのも作業効率の向上につながっています」という。
「誰でも乗れるのが最高やけん」と笑顔で話す吉開様の表情には、技術と実績に裏打ちされた自信が満ち溢れていた。

八女舗道株式会社様 インタビュー Movie

ユーザ名:八女舗道株式会社
使用機種: 自動追尾パルストータルステーションGPT-9000MC