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トータルステーション活用事例(DX)

ハード面ソフト面の両方でDX-105AC の使い勝手の良さを実感

自動視準が
測量作業をスピードアップ

十勝技術開発株式会社は、東京に本社を仙台に支店を構える測量会社である。また、測量業務(公共測量/ 工事測量)を請け負うだけでなく、土木・建築現場へ技術者の人材派遣業務も行っており、測量全般の幅広い顧客ニーズに対応している。
同社は、ある施設の保守・メンテナンス工事の準備として行う、周辺の現況測量業務に向けて、自動視準トータルステーションDX-105ACを導入した。
同社神林俊行(かんばやし としゆき)様に、導入の経緯からお話を伺った。「今までは、マニュアルタイプのトータルステーションを使って測量を行っていました。今回の現場もそうなのですが、現況測量は日常生活が行われている中で作業をします。特に都市部での観測は周囲の状況、例えば人や車の往来などに気を遣いながら作業をせねばならず、なかなか作業が進まない場合もありました。もっと速く観測できないものかと考えていたところ、DX-105ACをご紹介いただいたのです」。実際に使った感想について伺うと、「DX-105ACは大まかにプリズムへ向ければ、自動で視準から観測まで非常に素早く行ってくれます。この速さには正直驚きました。観測の時間は半分くらいになったでしょうか。往来の合間を縫いながらでもスムーズに測量がでるようになりましたから、速くなっただけでなく、ストレスも軽減できています。また、DX-105ACはモータードライブを搭載していても小さくて軽いので、器械点移動が楽ですね」。

確実なノンプリズム測定や
搭載されるソフトウェアも効率化に貢献

神林様は、DX-105ACのノンプリズム測定も満足しているという。「当社は、鉄塔の計測も行っているのですが、その際、送電線とその近くにある建造物の離れ具合を計測することが多々あります。DX-105AC のノンプリズム測定は、送電線のようなものでも確実かつ正確に測ってくれますので、非常に効率よく測量作業を行うことができています」。さらには、電子野帳プログラムSDR8 サーベイも使い勝手が良いようだ。「SDR8 サーベイは、測距測角値と座標値が同時に記録できます。逃げのトラバース点を設置しなくてはいけなくなった場合、モードを切り替えなくても座標値を参照できますので、作業が単純で簡単なことも助かっています」。
今後について伺うと、「現在は1班で測量をこなしています。これからDX-105ACで効率よく現場作業が行えるという実績を積み上げて、会社へ班の増加を提案してみたいと思っています」。

ユーザ名:十勝技術開発株式会社
URL:http://www.tocachi.com

使用機種: Direct Aiming X-ellence Station DX-105AC
      電子野帳プログラム SDR8 サーベイ
     


取材協力:山下商事株式会社
URL:http://www.s-ys.co.jp