トプコンでは性別は関係なく様々なことに挑戦し、能力・スキルを発揮して活躍することが求められており、
実際に多様な部門、職種で女性が活躍しています。
- 女性の活躍支援制度
- 活躍する女性社員にインタビュー
出産・育児に関する支援制度
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出産
妊産婦のための勤務免除 妊娠中または出産後1年以内の女性社員が、医師・助産師の指示による健康検査等のために必要な時間の勤務を免除 配偶者の出産休暇 配偶者が出産する場合、3日間の休暇が取得可能 結婚祝金 社員が結婚した時に、勤続年数に応じて受給可能 出産祝金 社員または配偶者が出産した時に受給可能 -
育児
育児時間 生後満1年に達しない生児を育てる女性社員は、休憩時間の他に1日2回各30分、育児時間を確保可能 育児休業 子が満2歳に達する日の属する月の末日まで取得可能 勤務時間の短縮 子が小学校6年修了までの間、勤務時間を短縮可能 子の看護休暇 小学校修了までの子を養育する社員は、子が1人であれば年間5日、2人以上であれば年間10日まで取得可能
女性活躍推進への取り組み
海外売上比率約80%、グループ従業員の約70%がNon-Japaneseであり、世界約80社とグローバルに事業展開をしているトプコンは、全世界的な視点で多様性に富む人材を適財適所での採用を行ってきました。多様性に富む人材がその資質を最大限に発揮するための職場風土の実現を目指す上で、女性が個性と能力を十分に発揮し、一人ひとりが自分らしいキャリアの実現を行える環境づくりを重要課題としており、以下の通り女性の活躍推進支援を行っています。
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目標
採用者に占める女性比率を 30%以上 とする。
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現状
採用者に占める女性比率 28.2%(過去3年平均)
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取り組み
- 従来実施している短時間勤務、フレックス制度を推進し、柔軟な働き方が実現できる制度を導入しています。
- あらゆる職種において、女性がより一層活躍できる環境を整えることにより、継続的、長期的なキャリアを築ける仕組みづくりを目指しています。
- チームワークを大切にする人材
そのために、人材に働く場と自ら学び成長する機会を平等・公平に提供します。
また、基本的人権を尊重し、社員に最適な業務遂行環境を提供します。
※男女の賃金差異については、有価証券報告書に記載しています。
活躍する女性社員にインタビュー
技術系および営業スタッフ系の女性社員に仕事のやりがいや今後のキャリアについてインタビューをしました。トプコンでは様々な職種において仕事と家庭の両立をしながら、多くの女性が活躍しています。
インタビュー
スマートインフラ技術
M.M.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時はどのような時ですか?スキャナーの製品開発チームの電気系技術者として従事しています。
やりがいを感じるときは、やはり担当していた新製品がリリースされた時ですね。
1年、2年と長いスパンで製品を開発しているのでリリースされた時が一番嬉しいです。
トプコンの場合、モノづくりの試作の段階から量産の段階まで、いわゆるものづくりの工程の最初から最後までを担当することができます。そのため、苦労することなど大変なことも多々ありますが、それだけ達成感が大きいとも言えます。特にトプコンの場合は、若いときから製品開発を担当させてもらえます。
実際、私の場合は入社して半年ぐらいで当時開発していた新製品を担当させてもらうことができ、無事1年程度の開発スパンでリリースまで辿りつくことができたときは本当に嬉しかったです。 -
Question 02
仕事と育児との両立にあたり、大変なことはありますか?
また、両立のために工夫していることはありますか?子供が3人いるため、仕事と育児を両立する上で大変なのは、
納期等、開発スケジュールが決まっている中で作業が思うように進まない時です。
それでも子どものお迎えのため帰宅せざるを得ない時もあるため、仕事と家庭のバランスを保つのが大変です。
新技術の開発等、新しいことにチャレンジする場合、事前に様々なことを想定して開発しますが、想定外のことは必ず発生します。その時のリカバリーにとても苦労しますが、限られた時間の中で出来ること、出来ないことを選択し、
出来ないことはプロジェクトチームの中でメンバーにお願いをし、メリハリをつけています。
初めは”あれも”、”これも”やろうとし抱え込んでしまっていましたが、抱え込んでしまうと自分だけでなく結局チームのみんなにも迷惑をかけてしまいますしね。しかしその分、自分が出来ることは精一杯取り組んでいます。 -
Question 03
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
現在も新製品の開発に取り組んでいます。新しいコンセプトに基づいた製品であり、
今までのトプコンにはない技術を取り入れるため、それを形にしていきたい。
大変なところではありますが、やりがいに感じています。 -
Question 04
技術者を目指す就職活動中の理系女子学生にメッセージがあれば…
理系の道を選んでいる時点で、自分で切り開く力は皆さん既に持っていると思います。
自分の信念や切り開く力を信じて進んで行ってほしいです。
女性脳、男性脳と言いますが、それぞれ得意・不得意があると思っています。
男性はまとめることが得意ですが、女性は様々なことを並列して考えるのが得意だと感じています。
この並列して考えられる力は開発の段階でどれも有利です。
それは、様々な方向性やアイデア等を考えていけるからです。
皆さんも自分の得意な部分をぜひ伸ばしていってほしいと思います。
アイケア技術
A.M.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時はどのような時ですか?私は、眼科医療機器の光学設計、評価を担当しています。
今の部門に異動する前は、半導体検査装置の光学設計、評価を担当していました。。半導体の検査装置は非常に細かい精度が求められるため、
その装置の設計には高い光学技術が必要であり、
そこで培った製品の細かい光学調整や評価の技術は、私の強みになっています。
そのため、今の仕事になってからも、他の技術者から光学測定や評価手法についての相談を受けることも少なくありません。
これまでの私の経験を生かし、起こっている問題の原因について推測を立て、それを検証した結果、「有益なデータが取得できた」「問題の原因が追究できた」といった話を聞いた時は、自分の存在が役立ったことが分かり、満足感を感じます -
Question 02
出産・育児休業から仕事に復帰する際、不安に思っていたことはありましたか?
また復帰後、実際に仕事と育児を両立していくにあたり、大変なことはありますか?
また、両立のために工夫していることはありますか?私が仕事に復帰する際、子どものことが気になって仕事に身が入らない、
あるいは逆に、仕事に没頭して育児をなおざりにしてしまう、
といったようなことが起こるのではないか、
本当に仕事と育児を両立できるのだろうかという不安はありました。今までは、一区切りするところまで仕事をしてから退社していましたが、
育児休業復帰後は、子供の迎えのために、必ず定時に退社しなければいけません。
そのため、限られた時間で効率よく仕事を進めるために、
通勤時にTo Doリストを作りイメージトレーニングをしてから出社したり、
時間を細かく区切って業務をこなしたりなどの工夫をしました。その結果、会社では子どものことをほぼ忘れるほど仕事に専念でき、帰宅後は育児に専念できました。
仕事と育児を両立するには、「自分に言い訳する」ことも必要だと思います。
仕事も育児も、全てを完璧に両立することは難しいです。
例えば料理を優先した結果、掃除ができないとしても、
「日中は働いているから仕方ない」と自分に言い聞かせることで、気持ちも少し楽になります。
譲れない最優先事項(私の場合、私が作った夕飯を家族皆で食べるということ)を明確化し、
それが出来たら満足!と思うようにしています。 -
Question 03
職場の雰囲気は?
私の子供は小学校高学年で、放課後に家で一人になることは仕方ないと思っていましたが、
朝も一人で過ごし、自分で鍵を閉め登校するということはさせたくありませんでした。
その状況に関して、上長の理解は高く、朝はフレックスタイム制度を利用し、
少し遅めに出社するのを認めてもらっていることには、とても感謝しています。
授業参観や運動会などの学校行事の際も、有給休暇を取りづらいと感じたことはありません。そのような行事がある日は休みを取らせてもらいたいことを、
できるだけ早く上長や職場のメンバーに話すようにし、周囲の理解を得ています。 -
Question 04
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
また、ご自身がどのような存在になりたいとお考えですか?今までの業務で培ってきた私の強みである光学の調整・評価における専門性をさらに高めていくことで、
「その分野は○○さんだよね」と光学技術者として周りから信頼される存在でありたいです。
光学の評価をするにあたり、こんな光学の評価装置があればより有益なデータが得られるのに、
と思うことがたびたびあります。
そのような時に、「○○さんが言うなら、その装置も必要だね」と言われるほどの信頼があれば、
私の発言力で新しい評価装置を導入し、「より良いモノづくり」に貢献することができるのではないかと思っています。そして設計結果にしても評価結果にしても、
それが自信を持って示すことができる内容か、
説得力のある説明ができているかを常に自分自身に問うようにしたいと思っています。
さらなる信頼を得るためには、今までの経験に加えて、新たな光学の技術・知識も身に付けていく必要があります。
技術は日々進歩していくので、古い知識だけでは時代のニーズに応えることはできません。
そのため、講演会や展示会などに年に数回参加し、新しい光学技術等に関する情報収集をしています。
そこで初めて知ったキーワードなどを改めて論文等で調べたりして、
理解を深め、新しい技術・知識として習得するよう努めています。
そのようにして時代の流れにも乗りながら、
これだけは誰にも負けないという自らの専門性を高めていくことで、
部内でさらなる信頼を得て「より良いモノづくり」に貢献し、頼りがいがあって、
一緒に仕事がしたいと思ってもらえる存在になりたいです。 -
Question 05
技術者を目指す就職活動中の理系女子学生にメッセージがあれば・・・
トプコンは、働きながらも「何歳で結婚して、何歳で子供を産んで…」
といった自分の思い描くプライベートの人生設計を実現できる会社です。そして「男性だから」「女性だから」と言われることは一切なく、
男女関係なく一人のプロフェッショナルとしての能力を問われますので、
仕事と育児を両立しながらも自分の能力を発揮できる環境は十分あると思います。
将来、自分が技術者としてどのように働きたいか、
そしてそれが実現できるのはどんな会社なのか考えながら、自分にとって魅力的な会社を見つけてください。
検査・測定
S.K.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時はどのような時ですか?私は各種部品の検査を担当しています。
部品の寸法や材料が図面通りであるか、材料が粗すぎないかなど、
数種類の測定器を使用して検査を行います。また製品に不具合が生じた際は、
その原因が疑われる部品の外注先と協働して、不具合の原因を追究し今後の対策を講じます。
例えば購入した部品に不具合のあるものが混入することがあります。
そのため不具合の部品が入ってこないように、時には外注先に直接出向いて検査や測定方法の確認や打ち合わせを行います。
その他にも試作品の性能検査時に、期待される値を満たさないなど、設計・開発通りの性能が出ない時に、その原因が疑われる部品の測定依頼を受けることもあります。
私は昔からモノづくりに興味があったため、中学卒業後は高等専門学校(高専)に進みました。
当時の授業で学んだ材料の知識は今も生かされています。
金属加工の実習や、図面の設計も面白かったのでモノづくりに携わる仕事に就けてよかったと思っています。 -
Question 02
やりがいを感じる時はどのような時ですか?
私が所属する検査部門が不具合部品を見逃してしまうと、
製品の設計開発の途中で問題が発生してしまう可能性があります。
つまり、私たちは高品質な製品を送り出すためには欠かせない
「不具合部品の流入をせき止める」という役割を果たしているため、検査の仕事に責任感とやりがいを感じています。また、検査する部品によっては形状が複雑で、
部品の置き方など測定方法を工夫しなければ正確に測定ができないこともあります。
測定が困難な部品の測定方法を考え、うまく測定ができた時は充実感を覚えますね。
特に、1ミクロン(0.001mm)単位で測定できる3次元測定器で測定をする場合、
3次元測定器に取り付ける測定子の組み合わせによっても、
測定できる範囲が変わるため、それがうまく測定できたときは特に喜びを感じます。
さらに数多くの測定器を使って測っていたものを、
1つの測定器で測れるようにするなど、従来の複雑な測定工程から簡単な工程に改善・改良できた時は嬉しいです。
測定を正確にかつ効率的に行うことは常に求められているため、
測定工程の簡略化と測定時間の短縮は今後も心がけていきたいと思っています。 -
Question 03
出産・育児休業から仕事に復帰する際、不安に思っていたことはありましたか?
また復帰後、実際に仕事と育児を両立していくにあたり、
工夫していることはありますか?仕事に復帰する際は、やはり本当に育児と仕事を両立できるのかどうか、不安に感じていました。
子どもが突然熱を出したりすると、仕事を抜け出さなければなりません。
そのため、同じ職場のメンバーには自分の抱えている仕事を常に共有するようにしています。
また効率的に仕事を両立できる様、家事では食洗機などを使用して、機械でできることは機械に任せ、
育児の時間や自分の時間を確保するよう工夫しています。
第二子出産予定があるため、子どもが2人になることに少し不安があるのも事実です。しかし、職場の同僚は子育てにとても理解があり、
子どもの体調不良等により急に早退しなければならなくなった時も、「いいよ、早く帰りなさい」、と言ってくれます。
また有給休暇についても、必要に応じて適宜取得できるので、本当に助かっています。
第二子を出産し育児休暇を取得した後も、職場復帰し育児をしながら、仕事に取り組みたいと考えています。 -
Question 04
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
また、ご自身がどのような存在になりたいとお考えですか?今の仕事は自分に向いていると感じているため、今後も続けていきたいと思っています。
とはいっても、測定器が新しくなるにつれ、
新しい測定方法など考えなければならないことが増えていくので、
今までの古い知識だけではうまく測定できない時もあります。
新しい測定方法を知れば、より効率的にかつ正確に測定ができるようになると思いますので、
セミナーに参加するなどして常に新しい知識を取り入れながら、今後も測定の業務に携わりたいですね。
そして「測定」のことなら○○さんに聞けばいいと、
測定のプロフェッショナルとして周囲から認められたいと思っています。
企画
G.K.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時はどのような時ですか?私は入社2年目の頃から現在まで、
眼科医療分野における新しいビジネスモデルの立ち上げに従事しています。従来の事業領域である検査・診断・治療に加え、
遠隔診療システムや多様な診療情報を一元管理する電子カルテを用いた予防/予後領域といった
事業領域を拡大するような新製品やサービスの立ち上げプロジェクトに従事しています。
そのため、新しい製品やサービスに基づくビジネスモデルの企画立案や、
新製品等のリリース計画の策定など、
これまでトプコンに無かった新しいことを ”0″ から創りあげていくことは苦労も多いですが、
とても楽しくやりがいを感じます。今回私が参加するプロジェクトのメンバーには海外グループ会社の社員が多数いるなど、
国や部門の垣根を越えて社員が一丸となってプロジェクト成功に向け取り組んでいます。
メールだけではなく、電話やテレビ会議でも頻繁にコミュニケーションをとるなど、
日々国籍や性別、文化的背景等を問わず多種多様な人と関われることが楽しいです。
就職活動中は世界を相手に仕事がしたいと考えていましたが、
それをこんなにも早く実現することができ、やりがいを感じています。 -
Question 02
職場の雰囲気、風土は?
仕事を任せてもらえることで、様々なことに挑戦させてくれるという企業風土を実感しています。
入社1年目の頃、海外で開催された製品展示会の際、
販売会社や販売代理店への英語での製品説明をトプコンを代表して任されたことがあります。
若い時から重要な仕事を任せてもらえる、それが非常に嬉しかったことを今でも覚えています。もちろん、
仕事を行っていくうえで重要な基本部分は上司や先輩からしっかり教えてもらえますが、
同時に新しい事など様々なことに挑戦させてくれます。これが当社の魅力だと感じています。入社当初は戸惑うことも多く少し遠慮してしまうこともありましたが、
上司や先輩等がいつも声をかけてくれるなど、私が仕事を行いやすいよう環境を作ってくれました。
そのため、働く環境や人間関係には恵まれている会社だと実感しています。 -
Question 03
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
またどのような自分になりたいですか?様々な仕事を任せてもらっている一方で、現在は目の前の仕事に追われがちになっています。
要領が悪く仕事を優先度の高い順にこなすことができないこともあります。しかし、私に求められていることは、このプロジェクトが計画通りにスムーズに進むよう、
プロジェクトメンバーや関係スタッフと様々なことを調整することです。
物事の先を見据えながらも同時進行していく仕事を広い視野で捉え、
適切なタイミングで関係者と情報共有しながら仕事をマネジメントできるようになりたいと思っています。 -
Question 04
海外と関わる機会が多い仕事ですが、
どのような姿勢、能力が求められると思いますか?海外の人と関わる機会が多いからこそ、
積極的に相手とコミュニケーションをとる姿勢が必要だと思います。それほど英語が得意ではない技術者の方が、
海外の技術者を相手に分からないことがあれば分かるまで質問したり、
相手に理解してもらえない時には言い方を変えたりしながら何度も説明している姿を見て、とても格好いいなと思いました。
国境はもちろんのこと、文化や会社の風土を越えて一緒に一つのモノを作り上げていくためには、
その技術者のように妥協することなく理解できるまでとことんお互いに分かり合おうとする姿勢が大切だと感じています。
マーケティング
課長 Y.S.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時・嬉しい時はどのような時ですか?アイケアマーケティング部門の課長として、
ユーザーニーズに適した製品仕様の提案から販売促進の為の広告活動、
ドクターとの共同研究の支援や製品教育活動を行っています。また当社製品の認知度を向上させるブランディング戦略の提案や、学会や製品展示会等を企画しています。
私たちの活動範囲は日本国内に限らず欧米やヨーロッパ等、世界を相手にした活動となります。
文化の違いや経済情勢、市場性の異なる各販売会社及びユーザーへの対応等、
グローバルで活動するからこそ苦労も多いです。
しかしその反面、製品展示会等のイベントが大成功に終わるなど、
一つ一つのマーケティング活動が実を結び販売実績として成果が出るとやりがいを感じとても嬉しい時でもあります。 -
Question 02
出産・育児休業から仕事に復帰する際、不安に思っていたことはありましたか?
もともと販売やマーケティングコミュニケーションの業務に関心がありこの部署に配属されており、
やりがいを感じていたため、育児休業後も同じ部署・同じ業務を担当したいと考えていました。しかしながら、仕事と家庭のワークライフバランスを保つことや、
そもそも同じ部署・業務に復帰できるのかということにも不安に感じておりました。
復帰前に行われる当時の上司との面談の際には、
そのような不安な思いを素直に打ち明けると共に今後のことを相談しました。
その結果、休職前と同じ部署・業務内容で復帰することができ、とても嬉しく思っています。
希望したマーケティング業務に従事しながら家族と過ごす貴重な時間も確保する、
以前とは異なる新しい価値観を得たように思います。 -
Question 03
復帰後、実際に仕事と育児を両立していくにあたり、大変なことはありますか?
また、両立のために工夫していることはありますか?私には保育園に通わせている2歳の子どもがいます。
仕事と育児を両立することや、両立しながら部門や会社全体の目標を達成できるのかという不安は未だにあります。しかし上長はもとより、部下や周りのスタッフは、
仕事と育児を両立しなければいけないということはもちろんのこと、
管理職という私の立場も理解してくれています。
ただ、自分が特別なのではなく、チーム全員がより良いワークライフバランスを取ってもらいたいと考えているため、
納期やそれぞれの抱えている業務を透明化し、負担をシェアすることは常に考えています。
また、自分の抱えている案件をチームにお願いすることも、販売会社の協力をお願いすることもあります。
私のチームは一人ひとりが高度な専門性を兼ね備えたプロフェッショナルであるからこそ、チームで業務を推進する場合も、
個々人で作業するときも、お互いを信頼しながら協力して仕事を達成することが出来ています。
その他家庭内では夫とも家事と育児を分担するなどして、仕事と育児の両立を目指しています。 -
Question 04
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
またどのような自分になりたいですか?弊社のこれまでの事業は、主に眼科医療分野向けの製品、ターゲットも医療機関が主でした。
しかし、ビッグデータの活用やネットワーク技術の活用により検査・診断・治療といった
従来の事業領域から健診スクリーニングや予後管理などへの事業領域の拡大を見込んでいます。
これに合わせマーケティング活動のターゲット層も一般消費者や患者自身にまで広がる可能性があります。
そのため時代とターゲットに即した手法、幅広いマーケティング知識や実際の活動スキルを身に付けていきたいです。また、SNSや電子取引、顧客データベース管理とマーケティングオートメーションなど
新たなデジタルマーケティング戦略の強化など、これからも学ぶべき事は多々あります。
成長志向があれば性別を問わず誰にでもチャンスがある会社、それがトプコンだと思います。
法務
M.K.さん
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Question 01
現在の仕事内容は?
やりがいを感じる時・嬉しい時はどのような時ですか?現在私は、米国にあるTopcon America Corporationに海外トレーニーとして赴任しています。
海外トレーニー制度とはグローバル人財の育成を目的として設けられた制度であり、
グローバル視点の熟成はもちろんのこと異文化理解や海外スタッフとの人脈づくり等を目的としています。私は法務担当であるため、米国の商習慣や法令理解などを業務を通じて学ぶことがメインの目的です。
現在の担当は米国法務部門に寄せられる契約案件に関し契約書を作成することや、
取引先企業から提出される契約書の内容を確認することです。
ここでいう契約書の作成や内容確認とは単純な作業レベルではなく、
プロジェクトの成功や今後の事業継続・発展を見据えた戦略的な業務です。
そのため、契約書の内容がプロジェクトや事業の方向性と合致しているか、
取引先企業からの提示内容がトプコンにとって不利な内容ではないか等、事業全体を見据えながら綿密に行っています。
私はトレーニーという立場であるため、あくまでも米国人の上司より指導・教育を受けている立場ではありますが、
日本とは異なる商習慣や法令制度はもちろんのこと、
日本本社では知ることのできない米国子会社の様々な案件を知ることができるのはとても面白いです。また、日本本社にいる時は本社内での打ち合わせ等で話が完結することも多かったのですが、
米国に来てから本社と海外現地スタッフ、どちらとも直接話す機会も多く、
コミュニケーションが広がったことも面白いです。
法務担当者として経営企画部門や営業部門、弁護士の先生等、
多くの関係者を巻き込むような大きな案件をやりとげた時はもちろんやりがいを感じますが、
今ではそこに海外で働くことの面白さも加わっています。 -
Question 02
職場の雰囲気、風土は?
日本本社の法務部門は女性スタッフが多く、
みなさん最前線で活躍しています。
例えば私の直属の上司である法務課の課長は女性であるなど、性別に関係なく活躍できる部署だと思います。
また、私はトプコンには中途入社ですが、
入社2年目の頃には大きな買収案件を任せてもらえたり、海外出張へも行く機会が与えられるなど、
入社間もない頃から様々なことを経験させていただきました。
今ではトレーニーとして海外赴任を経験させてもらえるなど、
トプコンは頑張れば新しいことに挑戦する機会を与えてくれる会社だと思います。米国法務部門は一人ひとりがプロフェッショナルであるからこそ、
個人の考え方や業務の進め方など自主性を重んじています。
例えば私の指導担当である直属の上司は仕事の進め方に関し1から10まで細かく私に指導はしません。
まずは自分で考え対応することを促されます。もちろん、全てを一人で抱え込むことはなく、
スタッフは全員フレンドリーでサポート体制もしっかりしているので相談もしやすく働きやすい環境です。 -
Question 03
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
またどのような自分になりたいですか?海外売上高約80%を誇るトプコンだからこそ、グローバルな案件をこなしていける法務担当を目指していきたいです。
今回の米国赴任経験を生かし、特定分野だけを担当するような、
もしくは日本国内のドメスティックな案件だけを担当するのではなく、
グローバルにかつ幅広い分野で活躍できるような法務の専門性を高めていきたいです。
まさしくTopconianの「利益を創出する高度な専門性を持つ人財」を体現したいです。 -
Question 04
海外と関わる機会が多い仕事ですが、
どのような姿勢、能力が求められると思いますか?海外のスタッフともコミュニケーションをとれる英語力だと思います。
特に法務部門は契約案件等、事業の根幹に関わる業務であるため数字の聞き間違いも許されません。
また、相手が話した内容を正確に聞き取ることや、
曖昧なことを確認し明確にすること、一見当たり前で簡単なことのように考えがちですが、これが難しいです。
日本にいる時も難しい日本語を使ってしまうこともありますが、
誰でも間違いなく共通の理解ができるような簡単な言葉を使うなど、言葉遣いにも気を付けています。また業務に向かう姿勢として、分からないことでも安易に頷かない、
わかるまでYesと言わない。これは日本に限らず海外でも共通して求められる姿勢だと思います。
中途半端で終えるのではなく、
物事を突き詰めていくこと。基本ではありますがこれが必要だと実感しています。 -
Question 05
現在就職活動中で、
グローバルに働きたいと考えている学生にメッセージがあれば…トプコンは世界中に拠点を持っており、様々な国で現地スタッフと一緒に仕事をする環境があります。
私の場合はインドやオランダ、中国への出張と現在の米国赴任など、
中途入社間もない頃からグローバルに活動してきました。
「世界で活躍したい」、そう思っている人にはその機会を与えてくれる会社だと思います。
人事
Y.K.さん
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Question 01
現在育児休業中ですが、休業前の仕事内容は?
やりがいを感じる時はどのような時ですか?育児休業前には、主に新卒採用業務、教育業務を担当していました。
新卒採用としては、学内や自社での会社説明会における学生さんへのPRや選考試験の運営、
採用HPや就職ナビサイトなどの各種コンテンツの制作から、
内定式、内定者教育、寮への入寮など新卒採用に関する業務を幅広く担当していました。
教育業務は、入社した新入社員・若手社員の研修企画から、
社員の自己啓発である社内英会話、通信教育、技能検定など多岐にわたる業務を行いました。
その他にも海外赴任者の各種赴任手続き、社内の組織改編時の人事システム管理も担当していた時期もあります。
仕事のやりがいについて、採用業務においては、採用担当者が「会社の顔」になるため、プレッシャーも大きいですが、
トプコンのことを知らなかった学生さんがトプコンを知り希望を感じてトプコンを受験、
選考を通じトプコンをより理解し成長して、内定。教育も担当しているため、入社後も研修などを通じて、
成長と活躍を見ることができるのは、非常に嬉しくなります。また、採用担当として学生や大学関係の方々等、
社外の多くの人と関わりを持てることも魅力ですが、社内の様々な部署、職種、役職の人と関わることができ、
多角的に会社を見ることができるようになることも大きな魅力です。
特に、トプコンは多くの職種が本社に集約されているため、
各方面のプロフェッショナルと関わることができるため、日々良い刺激を受けられることもやりがいにつながっています。 -
Question 02
育児休業取得後に復帰するかどうか、悩んだことはありますか。
復帰するかしないかで悩んだことはありません。
しかしながら、一度目の育児休業からの復帰のタイミングについては非常に悩みました。
それは、予定していた復帰時期と保育園入園のタイミングが合わなかったためです。
復帰時期について上司に相談をしたところ、事情を理解し配慮のある対応をしてもらうことができました。
予定よりも遅くはなってしまいましたが、無事に元の職場に復帰することができ、
事情を理解し受け入れてくれた上司はもちろん、職場のメンバー全員にとても感謝しています。
そういった配慮をしてくれた会社には今後仕事を通して貢献することで、恩返しをしていきたいと思っています。
また正直な所、復帰にあたって仕事と育児の両立ができるかの不安は大きかったです。しかし上司や職場のメンバーに「待っているよ、できる限りのサポートはするから」という
優しい声を多くかけてもらえたことで、
不安よりも「まずは頑張ってみよう」という前向きな気持ちになり、復帰を決意できました。 -
Question 03
現在2回目の育児休業中ですが、
1回目の育児休業から復帰し、仕事と育児の両立するにあたり、
実際に大変だと思ったことはありましたか?
また両立のための工夫はありましたか?子供のお迎えの時間の都合上、限られた時間の中で仕事をするというのが大変でした。
採用や教育という仕事柄、特に繁忙期は過密なスケジュールで多くの業務が発生します。
その業務をあらかじめ想定し、時間内に自分ができること、
他のメンバーにお願いしないといけないことを整理し、可視化した上でメンバーにお願いすることを心掛けていました。また、自分の仕事の進捗状況を退社前に上司やメンバーに報告すること、
子供のことで急に休まなくてはならないことも想定し、
自分の不在時でもメンバーが分かるように仕事を整理しておくことを、常に意識していました。
そのため復帰前よりも、いっそう他のメンバーとコミュニケーションを取る機会が増え、
仕事がやりやすくなったように感じます。
他のメンバーの協力があるからこそ、仕事と育児の両立ができているので、
常に周りへの感謝の気持ちを持ちながら自分ができる精一杯のことをやるという意識を持っていました。
家庭では、休日は夫に家事をしてもらったり、
子供との時間を多く取ってもらったりして、夫婦で協力して育児に取り組んでいます。 -
Question 04
今後どのようなキャリアを積んでいきたいですか?
今後、女性の社会進出が今よりも加速していくことを考えると、
「仕事と育児の両立」はますます当たり前のことになっていきますが、
それが自分にできるのか不安な気持ちを持ちながら就職活動をされている女性の方もたくさんいるでしょう。
私は人事担当者として、また「仕事と育児の両立」を実現している社員として、
社員が仕事と育児の両立をしながら安心してトプコンで働けるように、
個人へのアドバイスだけではなく社内制度の整備なども含め、
トプコンをより「女性の働きやすい職場」にしていく環境作りに携わっていきたいと考えています。
情報システム
M.Y.さん
-
Question 01
現在の仕事内容は?
私は、社内基幹システムの管理とシステムユーザーである社員の要望に応じたシステムの改修を担当しています。
社内基幹システムには、
製造から販売など、企業活動に伴う”人・モノ・お金”に関する全ての情報が入っています。
例えば、当社で生産する製品の構成部品やその製品製造に要する時間・製造予定数、
そして製品の販売先や販売実績などです。
これら社内基幹システムから得られる情報を基に、
今後の事業方針や事業戦略を立て実際に活動していくこととなるため、とても重要なシステムと言えます。
現在のシステムを導入するまでは、
製造部門と販売部門で異なるシステムを使用するなど各部門で異なるシステムを使用していたため、
必ずしも効率的ではありませんでした。
しかし、現在のシステムを導入することで製造から販売まで一貫した共通システムとし、
部門間のリアルタイムでのデータ共有を可能とするなど、
事業環境の変化に即応できる体制が整い、私はその業務の一端を担っています。私の仕事は、システム利用に際し生じる問題の解決や社員から寄せられる要望を実現することです。
例えば、製品が製造されお客様の手元に届き売上を計上するまでには製造、入庫、出庫、出荷等のステップがあります。
システム上、的確に情報管理を行うためにはその全てのステップにおいてデータ入力が必要となります。
しかし、入・出庫の作業が必要ない場合は、そのデータ入力を省略し、
より効率的にシステム処理ができないかなどの要望があります。
私たちは、そのような要望を実現するための「設計図」を描く役割を担っています。
また、プログラミングなど詳細なシステム設計においては外部業者を活用することとなりますが、
その外部業者と課題や要望を抱える社員とを結ぶ「翻訳機」の役割も果たしています。その他にも、国内外の拠点への社内基幹システムの導入・連携にも携わっています。
以前は、メールや紙の書類などで情報をやり取りしていました。
しかし、激変するグローバル環境下において迅速かつ適切な経営判断を行うためには、
効率的でかつ円滑な情報共有が必須となります。
特にトプコンにおいては海外売上高比率が約80%、
海外グループ会社も80社近くあるなどグローバル化が進んでいるため、海外拠点とのシステム連携は必要不可欠です。
そのため、国内外を問わず本社と同一のシステム導入を進め、そのシステムを連携させることにより、グローバルベースでかつリアルタイムのデータ管理を可能としています。
システムの導入・連携にあたっては、各拠点のIT担当者とメールや電話、
テレビ会議などでやり取りをします。海外の現地担当者とのやり取りも多く、直接海外の拠点へ赴くこともあります。
システム導入の前後はトラブルが発生することも少なくありません。
また、システム稼働後や本社との連携後も問題が発生する場合もあります。
そのような際は、何が原因なのか、問題を解決するためにはどうすれば良いのか、
各拠点の担当者と一緒に最善策を検討し対応します。 -
Question 02
情報システム部門の面白さは何だと思いますか?
社員要望への対応などシステム改良に関する課題の解決方法は一つではありません。
課題解決というゴールまでどのようにたどり着くかは自由であり、
論理的に筋が通っていればシステムは正常に動いてくれます。
ゴールまでの道筋は自分で作らなければならず苦労することも多々ありますが、スタートからゴールまで論理的に筋を通すにはどうすれば良いかなど、解決策を考えるのは楽しいです。
パズルや迷路などを解くような感覚ですので、
そのようなことが好きな人にとっては、きっとこの仕事が面白いと感じるはずです。また、情報システム部門にいると、モノの流れを俯瞰して見ることもできます。
基幹システムには”人・モノ・お金”など企業活動に関連するあらゆるデータが入っています。
システム管理に関わっていると担当製品だけでなく会社全体でどのようにモノが作られ、お客様のもとに届くかというモノの流れの全体像を見ることができます。
そのため、情報システム部門では社員の要望に個別に応えるだけではなく、
それが会社全体にどのような影響を及ぼすかという点を常に考える必要があります。
会社全体に利益をもたらすためにはどうすれば良いかなど、
物事の全体を俯瞰して見通せる力を養うことができると共に経営者のように会社全体のことを考える力を養うことができる、これも情報部門の面白みだと思います。
また、会社全体を見ることができる人は他部門からも重宝されます。
情報システム部門で培った能力やスキルが評価され、他部門に異動してキャリアを積んでいく人も少なくありません。現在トプコンは「医・食・住」の事業領域において、独自の光学技術と最先端の技術を融合しながら、
これまで世の中に無かった新しい技術や製品を生み出すなど、新たな方向に事業を展開しています。
これに伴い製品の在り方もますます多様化していくなど、現在は変革の時期にあるのではないかと私は考えています。
事業や製品が新しくなればそれに応じて必要な情報も変化していくため、システム自体も変化していかなければなりません。
その「変革」をシステムを通じて感じられることは非常に面白いことだと実感しています。
新しい基幹システムについては、社員が使いやすく事業に貢献できるようなシステムに自分たちで作り変えていく余地はまだまだ残っています。
システム利用者である社員が現在のシステムを好きになるほど、
いかに分かりやすいシステムを作るか、また利便性を向上させられるかを常に考えています。 -
Question 03
職場の雰囲気は?
困った時はチームのメンバーを巻き込み合い、一緒に解決方法を考えられる環境・雰囲気があります。
それぞれの担当はありますが、自分の担当範囲内でトラブルが起こった時に、
30分考えて答えが出なかった場合は、手を上げろと言われています。
そして、チームのメンバーであるシステムの担当者が会議室に集合して、
情報共有し、アイデアを出し合って、解決方法を考えます。
今は周りのメンバーに助けてもらうことが多いですが、他のメンバーが困っている時は私が助けられるよう、
さらに経験を積み知識やスキルを身につけていきたいと感じています。 -
Question 04
情報システム部門の仕事で必要な能力や姿勢は何だと思いますか?
コミュニケーション能力が特に重要だと思います。
情報システム部門の仕事はソリューション営業のような要素があります。
私たちのお客様である社内のシステムのユーザーにやりたいことがあっても、
課題がはっきりしておらず解決方法がよく分からないというケースもあります。
その課題を浮き彫りにし、課題の原因と解決方法を明確にすることも私たちの仕事です。社員から深く話を聞き出せなければ、抜け漏れが出てきますので、社員の真の要望に応えることができなくなります。
さらに、海外とのやり取りもありますので、語学力も含めた国際的なコミュニケーション能力が求められます。 -
Question 05
現在就職活動中の学生にメッセージがあれば…
私は現在の情報システム部門に異動する前は営業部門にいました。
異動して間もない頃は新しい仕事に慣れる事ができるかどうかという不安もありましたが、
現在は今の仕事がとても楽しいです。
情報システム部門では、海外とのやり取りもありますので、語学力はもちろん、
社員の課題を的確に把握するコミュニケーション能力や、
物事の全体を見る力、課題を解決するために論理的に物事を考える力など、
営業部門でも求められるような能力が情報システム部門でも求められます。
逆に言えば情報システム部門の仕事を通して、それらの能力を養うことができますので、
営業職を志望する方にとっても面白いと感じられるのではないかと思います。