周波数再編に伴うGR-2100Nシリーズ内蔵通信モジュールの取扱いについて

2010.12.24

2010年8月のトピックスにてご案内させていただいた通り、総務省の通達により2012年7月23日を最終期限として電波の周波数が再編されます。
これに伴い、弊社にて2005年11月より販売しておりますGR-2100Nシリーズ内蔵通信モジュールが、本件の通信帯(周波数再編)の対象製品となり、2012年7月24日以降は利用できなくなります。
このたび今後の対応方法も含めまして、下記の通り改めてご案内申し上げます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。

■周波数再編に伴う対象製品

  1. 弊社GNSS受信機 :GR-2100GDN/GGDN内蔵通信モジュール
    (※GR-3シリーズ、GRS-1シリーズは新周波数帯に対応しています)
  2. KDDI製通信カード:W03H
    (※W04K、W05Kは新周波数帯に対応しています)
  3. ジェノバ通信機器 :CPTrans-ST/J

※2、3は、各販売元より詳細はご確認ください。

■現在ご利用ユーザー様へのご対応
Bluetooth通信機能搭載の携帯電話を利用することにより、ネットワーク型RTKをGR-2100Nシリーズにて利用することが可能となります。
使用に関しましては、ご所有のデータコレクタ(FC-25、FC-250、FC-200)にBluetooth携帯対応バージョンのアプリケーションをご利用ください。

FC-25用アプリケーションは対応バージョンをリリースしています。FC-250用アプリケーションは2011年1月、FC-200用アプリケーションは2011年3月に弊社HPのダウンロードサービスにより提供(無償)いたします。

注)PacketRTKサービスはご利用になれませんので、ご注意をお願い申し上げます

NTTドコモ様による次世代通信となるLTEサービスの開始(2010年12月24日予定)に見られるように、日進月歩のネットワーク社会に対応するために通信モジュールを受信機に内蔵することが難しくなってきています。今回の対応の通り、通信機能については内蔵通信モジュールの交換ではなく、Bluetooth携帯を利用するという手法を採用させていただきました。

利用できる最終期限まで約2年程度の期間がございますが、現在ご利用のユーザー様には、期限にご注意をいただけますようご案内申し上げます。なお、周波数再編期日に変更がありました際には、改めてご案内をさせていただきます。

以上

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