2012年度グッドデザイン賞受賞のお知らせ
2012.10.01
財団法人日本産業デザイン振興会(JIDPO)が主催する「2012年度グッドデザイン賞」において、当社の3機種がグッドデザイン賞を受賞しました。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、(財)日本産業デザイン振興会が主催する総合的デザイン評価・推奨制度です。形の美しさだけでなく、「品質の良さ」「使いやすさ」「商品としてのバランスの良さ」を認められたものが評価されるものです。
審査委員よりの評価コメント
- ノンコンタクトタイプトノメーター CT-1/CT-1P
被検者には高齢者が多く、風圧を怖がって目を閉じてしまうこともあるため、正確な測定には被検者に寄り添う介助が欠かせない。本製品は従来のような被検者と測定者が対面する位置関係だけでなく、コントロールパネルを被検者側に向け介助しながらの測定をできるようにしている。使いやすい角度で固定できるコントロールパネル、フルオートの測定、被検者の姿勢を楽にするために開発された傾斜ヘッドなど、測定者と被検者の双方の負担を減らすきめ細かな配慮を高く評価。 - オートケラトレフラクトメータ KR-1
これまで、検査現場では、検査者の負担の軽減、コンパクトな検査空間の実現、スピーディな測定などが求められていた。これに対し、本機では全ての操作をタッチパネルで行えるようにし、検査者は4種類のポジションで測定が可能となり、前述の課題解決と同時に被験者へのサポートが格段にスムーズになっている。人間工学に基づいたデザインレビューの成果といえる。 - トータルステーション OS/ESシリーズ
トータルステーションは、海外市場においてこれまで以上に高機能、コンパクトでサービス性の高い商品の投入が課題となっていた。この製品の最大の特徴は、クラウド環境を利用した世界で初めてのサポートシステムTSshieldの採用で、ソフトウェアメンテナンスやセキュリティ性などが格段に向上している。また、コンパクトに必要機能をオールインワン化し価格競争力を高め、こうした課題に応えるものとなっている。デザインは、これまでの基本思想を踏襲したもので、完成度も高く十分評価できる。