設計者というポジションにこだわらず、
より社会的に影響力のある製品開発に挑戦したい。

アイケア研究開発職 2008年入社  工学研究科 応用物理学専攻 出身

トプコンが手掛ける
アイケアビジネスの将来性に期待

大学院時代に所属していた研究室の先輩がトプコンにおり、先輩訪問でさまざまな話を聞きました。製品開発において初期段階の設計から製品が世にリリースされるまで全てに関われるというやりがいはもちろんですが、加速化する少子高齢化社会や、QOL(Quality of Life)の向上が医療・教育などあらゆる分野で着目される中で、トプコンが手掛けるアイケアビジネスの需要が一層高まるといった将来性に大きな魅力を感じました。さらに、応対してくれた先輩はかなり個性的な方なのですが、それ以上に個性的でこだわりの強い社員が数多くおり、それぞれ尊重し合いながらとてものびのびと研究開発に携わっている様子を見て、私もぜひその一員に加わりたいという思いで入社しました。

光学技術をコアとした
製品開発の根幹に携わる

私は現在、R&D(Research & Development)部門におり、主にアイケア製品に関する光学設計に携わっています。光学設計とは、太陽光やレーザー光などの光の作用をより効率よく利用する構造やセンサー技術を開発することで、より精密な検査、検出機器を生み出す基礎となる開発部門です。当社が光学技術をコアとしていることからかなり初期の段階で製品開発プロジェクトに関わることができ、しかも製品性能を向上させる根幹を担っているため責任もやりがいも大きなものとなります。例えば、私はこれまでアイケア製品に関する量産品4種、試作開発品2種の設計開発に携わってきましたが、中でも眼を高感度に感知する技術開発では大きなやりがいを感じました。レンズやセンサーの改良を進め、より詳細かつより簡単に誰でも眼の状態を検査できるようにすることで、幅広く均等な検査を提供することができました。また、業務の一環として大学院博士課程に進学させてもらったことも仕事のやりがいにつながっています。向上心に満ちた多くの設計者との交流や、海外での研究発表を経験することで、製品開発への幅広い視野を得ることができました。

診療技術を革新する技術と製品を
生み出していきたい

将来は、設計者というポジションにこだわらずに幅広く市場を見渡しながら、より需要性に優れ、より社会的に影響力のある製品開発を手がけられるようになればと考えています。そもそも光学分野はそれを基幹とするメーカーがそれほど多くなく、アイケア製品などの医療機器を取り扱っていることもあり、新規参入がなかなか難しい業界です。トプコンはそこにアドバンテージを持ち、信頼のブランドとして市場を広げてきた強みがあります。この強みとこれまで積み上げてきたノウハウを活かし、例えば遠隔診療やオンライン診療をより高精度なものに革新していく技術を開発するなど、時代や社会的動向を見据えたイノベーションを業界そのものに生み出していきたいですね。

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