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自動追尾パルストータルステーション活用事例(GPT-9000A)

「これからの出来形管理には、自動追尾トータルステーションのノウハウが不可欠!」

東海興業株式会社様は愛知県豊橋市に位置し、土地改良・道路舗装工事等を得意とする総合建設業者である。同社は「良い仕事をして地域に貢献する」をモットーとしており、「石綿管除去対策工事」においての労働安全衛生への取り組みが評価され、平成22年度優良工事請負者として独立行政法人水資源機構より表彰を受けているほどである。
同社では、国土交通省・中部地方整備局の建設ICT(情報通信技術)モデル事業である「H20 豊橋東BP小島道路建設工事」において、自動追尾パルストータルステーションGPT-9000Aを導入した。
同社取締役工事部部長である川口太様は今回のシステム導入の経緯を、「当初はレンタルでの利用を検討しましたが、自社で購入し自社の技術力を向上させた方が良いと判断し、導入を決めました。今後も国土交通省の業務を受注するためには、自動追尾トータルステーションによる出来形観測のノウハウが不可欠と考え、購入に踏み切りました」と語る。

導入のメリットを同社現場代理人の永田真一様は次のように語る。「このシステムを使うことで現場内で丁張りの必要がなくなり、作業効率が飛躍的に向上しました。また、今回リモートコントロールシステムRC-3とデータコレクタFC-200を使用した事で、現場内の全ての観測がケーブルレスで行えました。それに、従来2人で行っていた作業が1人で行え、人件費の削減にもなりました」という。これらの相乗効果により、トータルで従来比25%程度効率がアップしたとのこと。
「データコレクタ用ソフトウェアには『監督さん.V』を使いましたが、設計図面上に現在位置がリアルタイムに表示されるので非常に分かり易く、楽に作業できました。それに計測データを後から手入力しなくても出来形帳票まで作成できるので、入力ミスもなくなりました」と永田様。
川口様は更なる情報化施工への取り組みについて、「将来的にはマシンコントロールの導入についても考えたい」と熱く語る。

ユーザ名:東海興業株式会社
プロジェクト:H20 豊橋東BP小島道路建設工事
ロケーション:愛知県豊橋市
使用機種: 自動追尾パルストータルステーション GPT-9000A
      データコレクタ FC-250
      FC-250用アプリケーション 監督さん.V