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イメージングステーション活用事例(IS)

土地家屋調査士のIS活用術 – 地権者に画像と位置を提示、その場で復元測量!

田中健吾事務所様は、長野県諏訪市を拠点に測量全般から土地・建物登記、調査までを行う土地家屋調査士事務所である。諏訪大社の最大行事で、七年に一度催される御柱祭への参加を終えたばかりの、同社田中健吾様にお話を伺った。 「初めてデモでイメージワンマンを見たとき、背中に電気が走ったんですよ。調査士にはISしかないと」。熱く語る田中様は、他社のトータルステーションも検討したが、画像機能を見た瞬間にイメージングステーションISの導入を決意したという。「今後の仕事をイメージしたとき、自分を一番助けてくれる機械だと直感しました。トータルステーションから見た画像が、遠く離れた手元のデータコレクタに映ります。まるで機械側に人がいるような感覚でスムーズに作業が行えるので、一人でできる業務が増やせると思いました」。 実際に導入した感想は、「車や障害物が多くて普通なら視準しづらい場所でも、イメージワンマンなら機械がどこを見ているのかがデータコレクタの画面で一目瞭然。だからプリズムを見失うことなく作業できます。人が望遠鏡をのぞけないような仰角のきつい場所でも、データコレクタの画面を見て視準できるので大変便利です」と、そのメリットは期待以上。

従来の境界確定測量では、先に杭を打って測量成果・公図の決定後に確認作業を行うため、相当な時間を要していた。「ISを使用した作業では、境界測量の立会い時に地権者の方にデータコレクタの画面を見せながら、その場で復元測量が行えます。画像と位置をプリズム側で同時に確認できるため、誰にでも分かり易く説明できるようになりました」。
また現況測量では、従来行っていたプリズム側からトランシーバーで点名を伝えて機械側で入力する、というような掛け合い作業が不要になった。ISを使用することで、「データコレクタの画面で視準画像を確認しながら点名を入れていけるので、大幅な作業のスピードアップ、時間短縮そしてコスト削減ができました」と強調する。 逆打ち作業では、「データコレクタの画像上に測設ラインが入り、画面を見れば自分で移動方向がわかるため、機械側からの指示や誘導もいりません。非常に動きやすくなって、作業が早く終わります。従来に比べてトータルで5割は作業スピードが上がっていると感じますね」と好評。
田中様からは、「まさに調査士のための機械」というお墨付きまでいただいた。イメージワンマンが土地家屋調査士の新しい観測スタイルになることは間違いない。

田中健吾事務所 田中調査士 インタビュー Movie

ユーザ名:田中健吾事務所
URL:http://www.office-kt.jp/

使用機種: イメージングステーションIS
      データコレクタ FC-250