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レイアウトナビゲーター活用事例(LN-100)

3次元データの普段使いが、現場の規模を問わずに作業効率を向上させる。

株式会社岡崎工業様は、愛知県岡崎市で総合建設業として県や市、及び民間の工事をメインに行っている会社です。今回は管理部長でいらっしゃる上田光博(うえだみつひろ)様に杭ナビ『LN-100』についてインタビューさせていただきました。同社では現在、工事部十数名の方々がメインで『LN-100』をお使いいただいています。

『LN-100』をお知りになったきっかけは何でしょうか?

上田部長:今まで弊社では、小さな現場でも位置出しや丁張りなどの測量作業は、現場担当者がトータルステーションを操作、補助員がプリズムを持つといった必ず2名体制で行っていました。
そんな時、愛知県の測量機販売店から「安価で1人で測量できる機械がある」と紹介され、デモを拝見したのがきっかけです。

どのような作業で使われていますか?

上田部長:弊社は県が2割、市が5割、民間が3割で、国の仕事はほとんどありません。
国の工事ではi-Constructionの枠組みで使われることが多いようですが、弊社では”i-Constructionだから”ではなく、”作業が効率化されるから”『LN-100』を使っています。
主な用途としては、3次元座標を使って、路線の測点・構造物・丁張りの位置出しや、駐車場を舗装するための現況測量などです。

導入効果はいかがでしょうか?

上田部長:『LN-100』は1人でも簡単に位置出しや測量作業ができるので、今までより2~3倍は作業効率が上がったと思います。
コントローラーには、タブレットにインストールしたコントロールソフトウェア『TopLayout』を使っています。位置出しでは、CADソフトで計算した3次元座標を『TopLayout』に入れさえすれば現場に紙の図面を持っていく必要はありません。作業中に身軽になるという点も、『LN-100』のメリットだと思います。
現況測量でも、3次元の座標測定を行いますから、事務所に帰ってCADソフトへデータを流すだけで、すぐに面積計算が行えます。
今では、どんなに小さな現場でも『LN-100』を持っていき、3次元座標を臆せず普通に使うようになりました。使い慣れると、本当に便利ですよ。

デモを拝見した直後に3台導入しましたが、すぐに皆が使いたがり、ひっぱりだこになったので、現在は5台まで増えました。更に追加購入も検討しているところです。

御社の今後の展開をお教えください。

上田部長:『LN-100』を現場作業員1人1台まで増やし、もっと作業効率を上げたいですね。
また今では、設計ソフトも導入しUAVで点群データを扱えるまでになりましたから、いずれICT工事にも対応していきたいと考えています。

管理部長
上田 光博 様

※ i-Constructionは、国土交通省国土技術政策総合研究所の登録商標です。

ユーザ名:株式会社岡崎工業
URL:https://okakoh.net/

使用機種: レイアウトナビゲーター LN-100
      コントロールソフトウェア TopLayout
     


取材協力:株式会社トヨトミ
URL:http://kk-toyotomi.co.jp/