インディアナポリス・モーター・スピードウェイに最新の視力検査ソリューションを提供
ドライバーの視覚的健康ニーズをサポートするため、最先端の現場医療施設であるIndiana University Health Emergency Medical Centerと提携Topcon Healthcare, Inc.(本社:米国、以下THI)の最先端の眼科検査ソリューションが、アメリカ合衆国のモーターレースサーキット、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)に導入されました。今後は、北米最高峰のフォーミュラカーレースNTT INDYCAR SERIESと、INDY NXT by Firestoneに出場するドライバーの定期健康診断やレースシーズン中の健康チェックに役立てられます。また、観客や来場者も必要に応じて検査に使用することができます。
トプコンはINDY NXT by Firestoneのドライバー、James Roe選手とスポンサーシップを締結しています。ドライバーを応援する企業として、またデジタルヘルスケアソリューションを革新するグローバルリーダーとして、THIはこのたびIMSと提携し、ドライバーの眼の健康をサポートすることとなりました。
James Roe選手は「私たちドライバーは、瞬き1回の間にサーキットの50~100フィート(約15.2~30.5メートル)を移動するようなスピードで走行するため、眼の健康は成功と安全にとって極めて重要です。トプコンとIMSという、私にとって大きな意味を持つ両者が協力することで、私のようなドライバーや業界全体が、最高の視力検査技術を利用できるようになることを嬉しく思います」と述べています。
今回導入されたトプコンのヘルスケアソリューションは、無散瞳眼底カメラ NW500、3次元眼底像撮影装置 3D OCT-1(Type: Maestro2)、コンプビジョン CV-5000S、視野計 TEMPOを含む眼科検査機器一式となります。包括的なソリューション・ポートフォリオにより、IMSは最先端のオンサイト検眼サービスを提供することができます。
THIのAli Tafreshi CEO兼社長は、「IMSへの支援は、世界中で最高水準のアイケアとヘルスケア・サービスへのアクセスを向上させるという当社の使命に沿ったものです。IMSのドライバー、クルー、ファンは最先端の眼科ソリューションを利用できるようになりました。ドライバー、クルー、スタッフ、そしてファンの安全と眼の健康は最も重要であり、私たちはこの重要な使命の一翼を担えることに大きな誇りを感じています」と述べています。
THIが提供した機器は、ドライバーの総合的な健康診断が行われるIndiana University Health Emergency Medical Center内に設置されます。Indiana University Health Emergency Medical Centerは、トラック上での外傷を含め、サーキットで発生する健康トラブル、観客のけがや脱水症状などにも素早く対応できる設備と医療態勢を整えています。
IMS社長のJ. Douglas Boles氏は「THIは、モータースポーツにおける精度、タイミング、最新技術の重要性をよく理解しています」「INDYCARのドライバーは、1秒以内にフットボールコートほどの距離を移動するため、彼らの目は非常に重要です。可能な限り前方を見て、見たものに素早く反応しなければなりません。THIのような会社と協力することで、ドライバーは安全にサーキットでレースができるのです」と述べています。
James Roe選手とINDY NXT presented by Firestoneに出場するマシンは、10月に開催されるAmerican Academy of Ophthalmology(アメリカ眼科学会(AAO))の当社ブースに登場する予定です。