建設現場のDX革命! 小規模現場のICT化に最適な”杭ナビショベル”!

"杭ナビ"を活用した『普段使い』の3Dマシンガイダンスショベルシステム『X-M3x LN』"杭ナビショベル"を発売
2020.12.21

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、”杭ナビ”の愛称でご好評をいただいているレイアウトナビゲーター LN-150をセンサーとし、小型ショベルでも
i-Construction現場で活用できる3Dマシンガイダンスショベルシステム『X-M3x LN』”杭ナビショベル”を発売します。

i-Constructionの普及が進む中で小規模・中規模現場へのICT建機の活用の推進が課題となっておりました。

そこで、位置情報センサーとして建設現場で広く普及している杭ナビLN-150を採用した3Dマシンガイダンスをご提供することで『ICT建機の普段使い』を実現します。

杭ナビショベルは、6t未満の小型ショベルにも装着可能で、建機メーカーやサイズに制限なく、いまお使いの油圧ショベルに幅広く装着して活用いただけます。

さらにショベル用のディスプレイと杭ナビのコントローラーを同じタブレット端末で兼用することができ、「ICT施工」のみならず「測量」にも兼用できる無駄のないパッケージとなります。当社ならではの『ICTの普段使い』のご提案です。

当社はこの”杭ナビショベル”『X-M3x LN』の発売により、小規模工事におけるICT導入を推進し、更なる働き方改革や生産性の向上など、建設業界の課題解決を実現する建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を後押しいたします。

※i-Constructionは、国土交通省国土技術政策総合研究所の登録商標です。

【主な特長

”杭ナビ”を活用したICT建機システム
“杭ナビ”LN-150は、施工現場の測量作業で大きな比重を占める杭打ち作業を「誰でも簡単に1人で素早く」行え、手軽に3次元データを活用する測量機として、既に多くの施工現場で活用いただいています。今回、設置や操作が簡単な杭ナビをセンサーとすることで、現在お使いの”杭ナビ”LN-150をそのままマシンガイダンスシステムのセンサーとしてご利用いただけますので、導入へのハードルを大きく下げることが可能となりました。

小型ショベルにも装着可能
機械質量が6t未満の小型ショベルにも装着できますので、小規模工事でも活用できます。大型から小型まで、建機メーカーを問わず様々な油圧ショベルに装着することができます。

優れた拡張性(上位機種へのアップグレード可能)
杭ナビショベルは小規模・中規模向けのマシンガイダンスシステムですが、より大きな規模へ対応した上位機種のマシンガイダンスシステムおよびマシンコントロールシステムへのアップグレードが可能です。併せて、上位機種で設定されているGNSSタイプへのアップグレードも可能です。

上位機種と同等の安定したICT施工精度を実現
位置情報センサーにLN-150を採用したことにより、高精度で再現性の良い安定した施工が可能です。都市部の狭小な現場や山間部、建築工事の現場、下水道工事などの小規模工事現場でも、上空視界に左右されないICT施工が行えます。

ローカライズを不要とした簡便な取扱い
GNSSタイプのICT建機では現場の座標系にマッチさせるローカライズ作業が必要です。杭ナビショベルではこのローカライズ作業が不要なため杭ナビが使用できショベルが操作できる方であればどなたでも簡単にICT建機を扱うことができます。毎日の測量、時々ICT建機といった『ICTの普段使い』を実現する使い方が可能です。

1つのタブレットで測量から施工まで
マシンガイダンスシステムのディスプレイとして、AndroidTMOSのタブレット端末を採用しています。このタブレットは、油圧ショベルのキャビンから取り外し、施工出来形を検測するコントローラーとしても利用でき*、施工から測量まで1つのタブレットで作業できます。

*タブレット端末にはオプションの杭ナビショベル用アプリケーションソフト『Pocket-3D』をインストールする必要があります。

その他
発売時期:2021年1月(予定)

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