次世代OCT研究開発のR&Dオフィスを米国に開設
2007.03.28
当社は、米国内における高度先端医療製品の研究・開発を目的として、米国子会社であるTopcon Medical Systems, Inc.(ニュージャージー州Paramus)にR&Dオフィス(Topcon Advanced Biomedical Imaging Laboratory)を設置し、4月から研究・開発を開始します。
R&Dオフィスの開設に伴い、財団法人山形県産業技術振興機構(以下、山形機構)から光コヒーレンス断層診断装置(OCT)研究の第一人者である陳 建培博士と、主任研究員の秋葉 正博博士を招聘し、従来、山形機構が行ってきたOCTの研究開発を引き継ぐこととなりました。
また、当社が今後のビジネス展開をする上で重点を置いている、高度先端医療製品の開発には、米国内の最先端研究機関との連携が不可欠と考えております。このR&Dオフィスを拠点に、全米の最先端研究施設との関係強化を図るとともに、世界最大市場である米国における市場ニーズをいち早く掴むことで、必要な先端要素技術の研究開発を推進し、技術基盤の強化を図ってまいります。
R&Dオフィスの業務の概要は次の通りです。
- 山形機構と共同研究を進めてきた次世代超高解像3DOCTの早期商品化に向けた開発推進。
- 高度先端医療分野の診断並びに治療方法のニーズ調査/取得とその分析。