昨今の土木市場においては、回転レーザーと重機を用いて施工をオートメーション化したマシンコントロールシステムが広く活用されておりますが、この分野で使用される回転レーザーには、水平面を形成するだけでなく、一軸方向または二軸方向に勾配が設定できるものがあります。
この度当社は、この二軸方向に勾配が設定可能で、ワイヤレスリモコンを搭載した高精度・高機能回転レーザー『ＲＴ−５ＳＷ』を発売致しました。
従来機種が誇っていた業界随一の高精度は保ちつつ、従来機種にはなかったワイヤレスリモコンを採用することにより、光リモコンでは実現しなかった作業範囲の拡張、通信遮断による作業中断の回避が可能となりました。また機能面においても、これまで好評を博したオートアライメントの使用範囲が拡張し、新機能であるオート勾配設定（出来なり勾配）が追加され更に使いやすく、作業効率を向上いたします。

現在の土木市場においてレーザー製品を利用した簡易マシンコントロールシステムは広く受入れられておりますが、その中においてレーザー光を受け、高さを検出するセンサーは必要不可欠な存在です。
　この度当社は、小型・軽量レーザーセンサー『LS-B10』を発売致しました。従来の製品と比較して約１／３の重さに抑えられ、大きさも片手で楽に持てるコンパクトサイズです。オプションのホルダーを用いればスタッフへの取り付けも可能であるため汎用性が広がりました。
　また、上下反転させることが出来るため取り付け位置を選ばず、レーザー検出範囲や使用時間等を拡張できるため、製品としての利便性が向上いたしました。一方、操作パネルは極めてシンプルな作りになっており、重機への取り付けもマグネットでワンタッチ装着が可能です。更に、保護等級IP66を誇る頑丈な作りであるため、厳しい環境が想定される土木現場においても問題なく使用して頂けます。

更に、今夏発売を予定しているＬＳ−Ｂ１０Ｗは、ＬＳ−Ｂ１０の仕様を踏襲しつつ、リモートディスプレイ ＲＤ−１０Ｗと無線による通信が可能になります。無線を使用することによりケーブルや通信遮断といった煩わしさから開放され、ケーブルレス簡易MCシステムが実現いたします。作業中にＲＤ−１０ＷからＬＳ−Ｂ１０Ｗへの操作が可能なため作業効率が向上いたします。