3次元眼底像撮影装置DRI OCT Triton 米国FDA の認可取得!

多機能眼底カメラを備え眼底深部まで撮影できる高侵達 OCTを臨床の現場へ
2018.02.01

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、3次元眼底像撮影装置DRI OCT Tritonの米国食品医薬局(FDA)による510(k)の審査をパスし、クリアランスレター(認可書)を取得しましたので、米国での販売を開始いたします。

DRI OCT Triton は OCT撮影の光源に中心波長1μm帯のSwept Source(波長掃引光源)を用いており、Swept Source OCT、前眼部OCT、カラー、レッドフリー、蛍光造影撮影 (FA)、自発蛍光撮影(FAF)の撮影機能を1台に集約し、診断に必要な様々な画像を1台の器械で取得することで効率的なワークフローを実現し、これまで日本、アジア、ヨーロッパ、中東市場で高い評価を得てきました。

本製品は、Swept Source OCTに正常眼データベースを備えた3次元眼底像撮影装置として初めてのFDA認可であり、米国での販売開始は大きな反響を呼ぶと期待されます。

米国子会社Topcon Medical Systems, Inc.は、2月20日からのInternational Retinal Imaging Symposium (IRIS) (ロサンゼルス)を皮切りに、SECO、 Vision Expo Eastと積極的なPR活動を展開します。
昨年度、市場投入した3D OCT-1 Maestroに加え、DRI OCT Tritonの投入により、米国OCT市場において、アイケア製品の大きな販売伸長を見込んでいます。

DRI OCT Tritonは、次の特徴を備えています。

  • 波長1μm帯光源の高い組織侵達性により、眼底深部の観察や中間透光体に混濁や出血がある場合にも観察を容易にします。
  • 波長掃引光源を用いることで断層画像の深さ方向の劣化を低減し、硝子体から網膜、脈絡膜深部までの断層を高品位かつ均質な画像で映し出します。
  • 100,000 A-Scan/秒の高速撮影により、眼球運動の影響を受けにくく、1μmの不可視光により患者の視線が固定しやすく、安定したOCT画像の取得を支えています。

DRI OCT Tritonは、Swept Source がもたらす先進性のみならず、同時に種々の眼底写真撮影(カラー、 FA、FAF、レッドフリー)ができる利便性を備えており、DRI OCT Tritonは研究領域のみにとどまらず、臨床の現場において様々な眼科疾患の診断に最大限に貢献いたします。

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  • 販売名 : 3次元眼底像撮影装置 DRI OCT Triton
  • 医療機器認証番号 : 226AABZX00146000

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