高性能光波距離計を搭載したエントリーモデルのトータルステーションを発売

より遠くを、より高精度に。トータルステーションSOKKIA『iM-100シリーズ』
2017.09.05

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、新しいエントリーモデルのトータルステーションSOKKIA『iM-100シリーズ』を発売いたしました。

昨今の建設業界では、国土交通省が提唱し推進している建設現場の生産性向上を目的とした「i-Construction」の活用が広がるにつれ、3次元座標データの重要性も高まっています。トータルステーションは距離と角度を同時に観測することで3次元座標を測定し、施工の基準位置を決定します。建設現場には基礎的な測量機として欠かすことができません。

この度発売した『iM-100シリーズ』には、エントリーモデルでありながら、ハイエンドモデルと同等の高性能な光波距離計を搭載しました。従来機と比較して、より遠くまで、より高精度な3次元座標の測定を可能としています。

当社はエントリーモデルのトータルステーションのパフォーマンスを底上げすることで、建設現場の作業効率の向上に貢献いたします。

【iMシリーズの主な特長】

■ハイエンドクラスの測距性能
エントリーモデルとして最長の距離測定能力と距離測定精度を実現した、最新の光波距離計を搭載しています。
特に、ターゲットを必要とせず対象物を直接測るノンプリズムモードでは、従来機と比較して2倍となる1,000mまで測定可能となりました。機械を移動することなく広範囲を測定でき、作業の効率化に貢献します。また、反射プリズムを使用した測定精度も従来機比で25%向上し、今まで以上に正確な距離測定が行えます。

■大容量メモリー
従来機と比べて5倍となる、約50,000点の測定データを記録できる大容量メモリーを搭載しています。外部メモリーとして32GBのUSBメモリーにも対応し、大規模で測点が多い現場でも安心して使用できます。

■多彩な測定用プログラム
測量にも土木にも使い勝手の良い多彩な測定プログラムを搭載し、現場作業を強力にサポートします。

■強靭な耐環境性能
防塵防水性能IP66で、砂塵や突然の雨でも安心して使用できます。また、使用温度範囲は-20℃から+60℃で、厳しい現場環境にも耐える強靭さを備えています。

■長時間の連続使用
1つのバッテリーで約28時間使用できます。ほぼ4日間にわたり、バッテリーの交換が不要です。

■素早い測定を可能にするトリガーキー
本体の側板に、望遠鏡を覗きながらでも素早く測定作業が行える、便利なトリガーキーを搭載しています。

■杭打ち作業に便利なガイドライト
望遠鏡の視準方向を簡単に特定できるガイドライトを搭載しています。特に杭打ち作業の際、プリズムマンの誘導が簡単に行えることで、作業時間の短縮に繋がります。

■安心と安全を提供するTSshield
クラウドサービスを活用した世界初*のユーザーサポートシステム「TSshield」を搭載しています。ユーザーに安心して製品をお使いいただくために、トプコングループではTSshieldを通じ様々なサービスを提供します。
TSshieldはクラウドサービスの特性を生かし、製品の稼働時間などの情報をサーバーに蓄積し簡単に管理ができたり、事務所からトータルステーションの使用を制限するリモートロック機能による、盗難防止にも役立ちます。また、ソフトウェアのアップデートもオンラインで簡単に行うことができ、製品を常に最新の状態で使用することができます。

* 2017年8月現在。当社調べ

【その他】
発売時期:2017年8月

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