建設ソフトウェア会社DynaRoad社を買収、 新テクノロジーセンターを開設

2013.11.21

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:平野聡)の米国100%子会社であるトプコンポジショニングシステムズ社(TPS社)は、建設用ソフトウェアの開発・販売会社DynaRoad社(本社:フィンランド)の株式を100%取得しました。またこの買収に合わせ、トプコンヘルシンキテクノロジーセンターを開設します。
DynaRoad社は2005年に設立され、幹線道路、トンネル、鉄道、地域開発、港湾等の大規模建設プロジェクト専用の管理ソフトウェアの開発及び販売を行っています。TPS社は2011年に同社株式を一部取得しておりましたが、この度全株を取得し完全子会社としました。

これまでに当社とDynaRoad社は製品開発において強固な協力体制を構築してきましたが、今回の100%買収が実現した事により、今後は両社技術の一層の融合を進め、たとえばトプコンのリアルタイム施工管理ツール「Sitelink3D」とDynaRoad社のプロジェクト管理ソフトウェアとを組み合わせることで、土木プロジェクトの事前計画から建設に至る全ての段階における統合型ソリューションの提供を目指します。日々あらゆる方法でコスト低減を模索する現場ユーザー様に、プロジェクト管理の自動化・効率化と生産性向上のための一歩進んだツールを提供します。

このヘルシンキテクノロジーセンターの開設により、当社のポジショニング事業関連テクノロジーセンターは、日本(東京)、オーストラリア(ブリスベン)、イタリア(トリノ)、ロシア(モスクワ)、米国(オハイオ、カリフォルニア)と合わせて世界7箇所となります。

【DynaRoad社】

社名DynaRoad Oy
所在地フィンランド共和国ヘルシンキ
主要事業建設用ソフトウェアの開発及びサービス

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