小型・軽量、低価格で防塵防水性能に優れたボディ。見通しの悪い土木現場でも1人で簡単に測位できる、土木に特化したSOKKIAブランドのGNSS受信機「GSX2」を発売

2013.03.25

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、土木に特化した、SOKKIAブランドの2周波GNSS受信機「GSX2」を発売いたします。

GSX2は、小型・軽量かつ強靭なボディに必要な機能を全て集約し、完全ケーブルレスでRTK観測が行えます。また天候や時間を気にすることなく1人で手軽に測量が可能です。固定局、移動局の受信機2台セットを用意しており、土木現場に最適な衛星による測位作業をご提案します。
GSX2は大規模現場以外にも盛土工事、農業土木などの多くの土木工事で使うことができ、施工業務の大幅な効率化・省力化を実現します。

土木に特化したGNSS受信機 GSX2

【主な特徴】

土木に特化した機能集約で低価格を実現
土木工事に必要な機能に集約し、固定局、移動局として2台セットで従来製品(当社比)のほぼ1台分という低価格を実現しました。

■完全ケーブルレス
機動性抜群の完全ケーブルレスで、快適なRTK観測を実現します。

約850g(当社従来比40%減)の小型・軽量ボディに必要な機能を全て集約しました。完全ケーブルレスでRTK観測が行えます。

■長時間の連続観測
連続使用時間15時間以上を実現し、1日の作業を余裕でこなします。

■軽量コンパクト、マグネシウム合金を採用した強靭なボディ
約850gという軽量かつ耐環境性に優れた強靭なボディを両立しました。ボディには衝撃に強いマグネシウム合金を採用しています。
防塵防水性能はJIS保護等級IP67に準拠し、粉塵の舞う工事現場や雨の中でも安心して観測が行えます。

■LongRange データコミュニケーション
新たに開発した無線免許不要の通信技術LongRangeデータコミュニケーションを利用したRTK観測が行えます。高感度アンテナを内蔵しており、観測範囲は半径約300m* をカバーします。無線免許不要ですので、ランニングコストもかかりません。
固定局1局につき、移動局3局までを同時接続することができます。
*機器間の障害物その他の環境条件により変化する可能性があります。

■土木現場の施工効率を飛躍的に高める電子野帳プログラム(オプション)
電子野帳プログラム SDR8シビルマスターにGNSSオプションを用意しました。

GSX2とトータルステーションの双方に接続でき、状況に合わせて簡単に切替可能です。座標データを共有して使用することができます。

観測イメージ

【その他】

発売時期2013年3月
販売価格本体標準価格オープン価格


【用語解説】

GNSS受信機
測位衛星(米国のGPS衛星、ロシアのGLONASS衛星)からの信号を受信し座標情報を取得する装置。

RTK
Real Time Kinematicの略。リアルタイムに数ミリ~数センチ精度で位置座標を算出するGNSS測位手法。
2セットのGNSS受信機を使用し、固定局側に設置されたGNSS受信機から移動局側のGNSS受信機へ通信手段を利用して補正データを転送し、リアルタイムに位置座標を解析します。

GNSS受信機 GSX2  製品情報ページ

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