手術用顕微鏡 OMS-800 OFFISSが日刊工業新聞社主催 第34回機械工業デザイン賞審査委員会特別賞を受賞しました。
日刊工業新聞社主催、経済産業省後援による『第34回機械工業デザイン賞』において、当社「手術用顕微鏡OMS-800 OFFISS」が審査委員会特別賞を受賞しました。
機械工業デザイン賞は、工業製品のデザインの振興と発展を目的に1970年に創設され、先端的で独創的なデザインと、機能・性能、安全性、市場性など総合的に高く評価された製品に贈られる賞です。
本製品は、眼科手術用顕微鏡として、精度の高い手術手法を生み出すための医師支援を目的に、安全性、患者の負担軽減を考慮して開発された顕微鏡です。
メカニックな従来の手術用顕微鏡のイメージを払拭した伸びやかなデザインで、医師の緊張感を和らげるとともに、医師が両手で手術できる新しい機能を象徴しました。
医師の姿勢や体格に配慮したコンパクトな構成で、使いやすく、手術空間の省スペース化を実現しました。
眼底が明るく広い視野で見えるため、眼内に挿入する照明プローブを使わない、両手による新しい手術手法が採用できるようになりました。
手術による患者への負担を低減すると共に、手術時間の短縮が図れ患者に優しく、簡単、正確、短時間かつ安全な眼科手術をできるようにした、意欲的なデザインと機能性が評価されました。
*OFFISS(Optical Fiber Free Intravitreal Surgery System:Fiber照明を使わずに眼科手術が行える観察システム):眼内に挿入するFiber照明用プローブ(Fiberで光を導くもの)を使わないため、両手で手術器具が扱える。眼底が明るく広く見える。ただし、症例によってFiber照明を併用する。