デジタルレベルSDL1X、2010年度グッドデザイン賞受賞のお知らせ

2010.09.30

このたび、当社のデジタルレベルSDL1Xが、財団法人日本産業デザイン振興会(JIDPO)が主催する「2010年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。

【SDL1Xのデザインにあたり】
当社の測量用トータルステーションのフラッグシップであるSRXのデザインを踏襲しつつ、高精度、高機能を支えていることを強くユーザーに伝えられるような洗練され、かつ品格のあるデザインを意識しました。またデジタルレベルは多彩な機能を有する電子機器であると同時に、回転軸の微妙なバランスの上で高精度化が実現される精密機械であることから、各モジュールの質量から配置や組み合わせを慎重に考え、重心をミリ単位で中心に合わせ込むことで質量バランスの最適化を図っています。

機能面では、従来の照準装置に代わるビューファインダー(View Finder)搭載、オートフォーカスの搭載による視力の差による誤差を低減することで季節や気候に左右されない高精度の実現、直接触れることなく本体操作が可能になったリモートトリガー(赤外線リモコン)の採用など、測定者のストレス軽減を目指しました。
また、水性塗料を採用するなど、細部にわたり環境へ配慮した設計になっています。
まさしく、「人にも環境にもやさしいデザイン」を実現させたものです。

【グッドデザイン賞審査会の評価コメント】
本製品は、構成モジュールの質量を考慮したレイアウトによる重心の回転軸への合わせ込みなど精密機械としての精度を高めるとともに、設置後に機械に直接触れないリモコンによる本体操作、独自のコードが印刷された標尺に対してのみ作動するオートフォーカス機能による視準ミスの回避など、機械―人間系として水準測量作業の高精度化、低疲労・低ストレス化、効率化を実現している。

グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ

グッドデザイン賞(Gマーク)とは
財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、総合的なデザイン評価・推奨制度です。50年以上の歴史があり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。また「グッドデザイン賞」受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。

SDL1X製品情報ページ

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