周波数再編に伴う影響と対応について

2011.12.28

2010年8月、2010年12月のトピックスにてご案内させていただいた通り、総務省の通達により2012年7月23日を最終期限として電波の周波数が再編されます。
これに伴い、2005年11月より販売しておりますGR-2100Nシリーズ内蔵通信モジュールとKDDI/au製通信カード(CFカード型)の一部等が、本件の通信帯(周波数再編)の対象製品となり、周波数再編後は利用できなくなります。
このたび今後の対応方法も含めまして、下記の通り改めてご案内申し上げます。
何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。

■周波数再編に伴う対象製品

  1. 弊社GNSS受信機:GR-2100GDN/GGDN内蔵通信モジュール
    GR-3シリーズ、GRS-1シリーズ搭載の内蔵通信モジュールは新周波数帯に対応していますので、そのままご利用になれます。 
  2. KDDI/au製通信カード:W01K、W02H、W03H
    W04K、W05Kは新周波数帯に対応していますので、そのままご利用になれます。 ※2)は、販売元より詳細はご確認ください。

■対象製品のau携帯電話サービス終了日
2012年7月22日
対象製品につきましては2012年7月23日以降、ご利用ができなくなります。対象となるGNSS受信機においては内蔵通信モジュールを使用した通信以外の機能は、問題なくご利用いただけます。■現在ご利用ユーザー様へのご対応

■現在ご利用ユーザー様へのご対応

  1. ネットワーク型RTK
    Bluetooth通信機能搭載の携帯電話(DUNプロファイル※対応機種)を利用することにより、ネットワーク型RTKを利用することが可能となります。使用に関しましては、ご所有のデータコレクタ(FC-25、FC-250、FC-200)にBluetooth携帯対応バージョンのアプリケーションをご利用ください(FC-100用アプリケーションではご利用になれません)。株式会社トプコンホームページのダウンロードサービスにより提供しております(一部有償でのバージョンアップが必要となります)。※DUNプロファイルとは、無線通信規格であるBluetoothのプロファイルのひとつで、Dial-up Networking Profileの略称になります。この対応機種では、携帯電話などをモデムとしてインターネットにダイヤルアップ接続することが可能となります。データコレクタFC-250と携帯電話をBluetoothで接続することにより、FC-250をインターネットに接続することができます。
  2. PacketRTKサービス、iNET-RTKシステム
    対象製品をご利用のユーザー様では、周波数再編後にPacketRTKサービス、iNET-RTKシステムをご利用になれませんので、ご注意をお願い申し上げます。

現在ご利用のユーザー様には、期限にご注意をいただけますようご案内申し上げます。
詳細につきましては、トプコン測量機器コールセンター、又は、株式会社トプコンソキアポジショニングジャパン各営業所へお問合せください。

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