トプコンの技術「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム」が、「平成24年度準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」に選定されました。

2012.05.17

既にNETISに登録されている当社の技術「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム」は平成23年度に「設計比較対象技術」として評価されておりましたが、このたび「平成24年度準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」に選定されました。

「準推奨技術」とは、約4000件あるNETIS登録技術のうち、推奨技術と合わせてわずか42件しかない希少価値技術です*。公共工事等に関する技術の水準を一層高める画期的な技術として、国土交通省が認定しています。

この準推奨技術を工事発注時の総合評価方式で技術提案に採用した場合は、その審査において積極的に評価されます。またこの技術を利用し、発注者が適切と判断する場合は工事成績評定の加点の対象となります(発注者指定型を除く)。

当社の「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム」(NETIS番号:KT-060150−V)は、自動追尾及び自動視準トータルステーション/GNSS受信機+監督さん.Vのシステム、自動追尾及び自動視準トータルステーション/GNSS受信機+Pocket3Dのシステムが対象機種となります。
土木現場にてデジタル設計データを用いることにより、現況、横断測量、出来形計測、杭の復元、丁張り掛け等の効率化向上を目的としたシステムです。
本システムでは、現場で測量したデータをその場で設計と直接比較し、正確な盛土・切土の指示をリアルタイムに行うことで作業効率の向上が可能になり、また、現場での人為的ミスが低減され、品質の向上にも繋がります。

当社ではこのたびの選定を契機とし、より一層公共工事等の効率化に繋がる質の高い技術開発を進めるともに、総合評価方式における技術提案での活用促進に努め、広く社会に貢献して参ります。

GNSSでの杭打ち画面
自動追尾・自動視準トータルステーション+監督さん.Vの丁張設置画面

国土交通省ホームページ
新技術活用システム(NETIS)における平成24年度推奨技術等の選定結果について
「推奨技術」「準推奨技術」について

NETISホームページ
「3次元データを用いた計測及び誘導システム」(NETIS番号:KT-060150−V)

*平成24年5月現在

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