2013年度グッドデザイン賞受賞のお知らせ

2013.10.01

財団法人日本産業デザイン振興会(JIDPO)が主催する「2013年度グッドデザイン賞」において、2製品がグッドデザイン賞を受賞しました。
当社の製品は、1984年以来30年連続の受賞となり、93機種にのぼるグッドデザイン商品を提供し続けています。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、(財)日本産業デザイン振興会が主催する日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度です。形の美しさだけでなく、「品質の良さ」「使いやすさ」「商品としてのバランスの良さ」を認められたものが評価されるもので、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。

審査委員の評価コメント

  • 3次元眼底撮影装置 3D OCT-1 Maestro
    眼科医療のための検査診断機器は、特に年配の被験者に対する開瞼作業を必要とするが、本製品はフレキシブルに可動するタッチパネルディスプレイによって検者と被験者に適切な距離感をもたらしており、開瞼のし易さと同時に患者に安心感を与える設計となっている点が評価された。また、オートアライメント機能は、従来のジョイスティックによる操作と比べて熟練度を問わない効率的な診察が可能であり、且つ機器をコンパクト化できるため、スペースに限りのある都市部のクリニックなどにおいては空間的なメリットにもなると考えられる。検査する側の効率と検査される側の安心を両立したデザインとなっている。
  • 自動視準トータルステーション DSシリーズ
    当製品の特徴は、モータードライブ・トータルステーションとしての必要十分な機能を備えながら、小型軽量化と低価格化を実現したこと。小型軽量化のために部品を複合化するなどして体積比約30%、重量比約15%を実現している。インターフェイスとしても、水平軸と垂直軸の回転ノブをマニュアル機と同等のレイアウトとし、マニュアル機の操作に慣れた使用者がハイテク機へスムーズな移行ができるような配慮も見られる。外観は、イエローとライトグレーのツートンカラーの本体に、主要な操作つまみをブラックにカラーリングすることによって際立たせているため、審査委員からは直感的にわかりやすい操作系との意見も聞かれた。まさに、普及タイプのモータードライブ・トータルステーションに相応しいトータル・デザインが施されているといえる。

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