映画「永遠の0」への制作協力
2014.01.07
ゼロ戦のパイロットが主人公であるベストセラー小説「永遠の0」が、最近映画化されて大ヒットしています。
2年ほど前に、映画制作会社の方から、旧日本海軍が使用していた大型双眼鏡に関する問い合わせを受けました。
そこで、当社が保管している「12糎(センチ)高角双眼鏡」を実機を用いて説明を行い、映画制作の参考にしていただきました。
エンドロールに当社の社名が出てくるのは、この様に協力させていただいたためです。
大型双眼鏡は高度な製造技術が必要なため、当時は東京光学(現トプコン)の他数社が製造を担当していました。
前述の「12糎高角双眼鏡」は、昭和17年頃の製造です。
この双眼鏡は、当社本社内の2号館屋上に現在も残っている「防空監視所」にて、空襲のために飛来したB-29の観測に使用されていたものと思われます。
製造され70年以上経過していますが未だに観測が可能であり、当社の技術力の高さを証明する製品です。