株式会社トプコン（本社：東京都板橋区、代表取締役社長：江藤 隆志）の米国子会社であるTopcon Positioning Systems, Inc.(以下「TPS」)は、同社の社長兼CEOであるレイモンド・オコーナーが30年以上にわたる卓越したリーダーシップを経て、2025年9月に退任することをお知らせします。オコーナーは 2024年9月1日付でTPSの取締役チェアマンに就任し、この重要な経営の移行期間中、同社経営幹部チームの指導とサポートに当たります。

オコーナーの後任には、約20年間TPSに勤務し、現エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフストラテジーオフィサーのイヴァン・デ・フェデリコが、2024年9月1日付で社長兼CEOに就任します。オコーナーは長いキャリアを回顧し、「過去30年間TPSを率い、素晴らしい事業成長と進化を実現できたことは、本当に光栄でした」と語り、「我々のチームが成し遂げた成果を非常に誇りに思うと共に、デ・フェデリコが当社の未来を牽引するのにふさわしいリーダーであると確信しています。彼の深い技術的専門知識、戦略的ビジョン、そしてイノベーションを推進してきた実績は、当社を更なる成長と成功へと導いていくに違いありません。」と新リーダーに期待を寄せています。

オコーナーは、その強いリーダーシップをもって、他社に先駆けてGNSS(全地球測位衛星システム)技術を獲得し、最近では事業に不可欠な無線通信技術を取得する等、数多くの戦略的買収を成功させてきました。また、建設・農業機械の自動化および同分野におけるソフトウェアおよびワークフロー ソリューションの提案といった事業の拡張・製品ポートフォリオの拡充を実現し、同社の飛躍的成長に貢献しました。

デ・フェデリコは次のように述べています。「オコーナーは、彼の製品に対する明確なビジョンと豊富なアプリケーションスキルに基づく多数の特許技術を通じて、世界のポジショニング業界に多大な貢献をしてきました。彼の後を継いでTPSの社長兼 CEO に就任できることを光栄に思います。彼の築き上げた素晴らしい会社と優秀なチームをさらに強化し、継続的なイノベーションと成長を推進していきたいと思います。ますます複雑化し、急速に進化する市場環境の中で、当社の戦略的目標、優れた事業運営、そして世界クラスのソリューションが、継続的な成功へと導いてくれると確信しています。」

更に、このトップ交代に加えて、フィリップ・タチが2024年9月1日付けでTPSのエグゼクティブバイスプレジデント兼チーフオペレーティングオフィサーおよびチーフファイナンシャルオフィサーに昇進することも発表します。タチは2018年にチーフファイナンシャルオフィサーとして当社に入社し、財務管理、戦略立案、業務効率の向上に尽力してきました。

今回のTPSにおける経営トップ変更の発表は、顧客志向をモットーにする当社が、企業の成長性を損なうことなく、周到かつ円滑なリーダーシップの交代を図ることを示唆したものです。今後も、強力なリーダーシップチームの下、業界にイノベーションをもたらし、マーケットリーダーとして、市場を牽引してまいります。

トプコンポジショニングシステム社の詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
topconpositioning.com