トプコンがマレーシア(セランゴール州)に東南アジア初のトレーニングセンターを開設
アジア市場における建設DXの普及に向けた人材育成拠点の構築株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長 CEO 江藤 隆志)は、建設業におけるDXソリューションの活用を通した生産性向上を東南アジア地域で推進するため、マレーシア・セランゴール州シャーアラム市に、東南アジア初となるトレーニングセンター、Topcon Malaysia Training Center(TMTC)を開設しました。


本施設は、日本、米国、イタリアに続くトプコンとして4か国目の設立となります。約8,500㎡の広大な敷地に、施工現場を再現した実習エリアを備え、最大30名が同時に受講可能な座学スペースを併設。最新の測量機器や建設機械を活用し、ICT施工による建設プロセス全体を体験・習得できる実践的な学習環境を提供します。経済成長にともないインフラ需要がますます高まるマレーシアをはじめとする東南アジア地域において、今回のセンター開設を通じて、地域に根ざした人材育成を推進し、建設業界の技術力向上や都市インフラの整備に貢献してまいります。
本施設では、建設業・測量業に従事する技術者のみならず、公共部門の職員や学生など、幅広い層を対象に、実践的な建設・測量ワークフローの教育を行います。トータルステーション、GNSS受信機、レーザースキャナー、マシンコントロールシステムなどの最新機器に加え、三次元設計データの作成をはじめとする関連ソフトウェアも活用し、理論と実技を融合した高度なトレーニングを提供します。
当社は本取り組みを通じて、マレーシアおよび東南アジア地域における政府機関、民間企業、高等教育機関との連携を一層強化し、トレーニングセンターを人材育成およびインフラ開発の中核拠点として活用することで、建設業界の課題解決や、生産性の向上、さらには地域社会への貢献を目指してまいります。
【施設概要】
名称 | Topcon Malaysia Training Center |
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所在地 | No 34, Jalan 31/47, Seksyen 31, Kota Kemuning, 40460 Shah Alam, Selangor, Malaysia |
設備 | 屋外デモンストレーションエリア/屋内研修施設 約8,500m2 |
運営 (デモトレーニングなどのお問合せ先) | Topcon Positioning Asia (Malaysia) Sdn Bhd +60-350223688 mys_survey_sales@topcon.com |
開設日 | 2025年8月6日(水) |
トレーニングセンター開設に合わせてオープニングイベントを開催しました。
屋外にて実施されたICT建機によるマシンコントロールのデモンストレーションの様子。屋内では、これらの模様を同時にライブ配信いたしました。



