眼科レーザ治療の施術時間短縮と患者さんの疼痛軽減*が図れる新時代の網膜光凝固装置PASCAL ~最新機種PASCAL Streamline Yellowを発売~

2011.06.30

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、短時間で多数のレーザスポット照射が行える新時代の網膜光凝固装置PASCALの最新機種PASCAL Streamline Yellowを発売いたします。
PASCAL Streamline は、共同研究によりスタンフォード大学で開発され独占使用権を得ているPASCAL独自の” PrecisionSpotTMレーザ照射” 技術を搭載しています。高速ガルバノミラーテクノロジーをはじめ、パターンスキャンを行うための画期的かつ理想的な技術の採用により、患者さんの疼痛を軽減*、また短時間に多数のスポット照射が行えるため治療時間の短縮が図れます。さらに短い照射パルス幅でも安定したパワーで照射することにより均一な凝固斑を可能にしています。PASCAL Streamline はまさにパターンスキャンのために生まれたレーザ装置、それは術者、患者さん双方の負担を減らし、かつ安定した光凝固を実現した画期的な眼科レーザ装置です。

*治療を受けた患者さんのヒアリングによる

眼科用レーザ光凝固装置 PASCAL Streamline Yellow

販売名:眼科用レーザ光凝固装置PASCAL Streamline Yellow
医療機器承認番号:22300BZX00283000
製造販売業者:株式会社トプコン
外国製造業者:トプコンメディカルレーザーシステムズインク(米国)
          Topcon Medical Laser Systems, Inc.

【特長】
■疼痛を低減*

短時間と高出力の組み合わせにより、従来の長い照射時間と低出力設定での光凝固と同様の凝固効果が得られます。さらには従来設定での凝固に比べ低エネルギー光凝固であるため組織に対する熱傷害が大幅に減少し、患者さんの疼痛を軽減します。
*治療を受けた患者さんのヒアリングによる

■安定と高速を両立したフラットな照射スポット

レーザの特性上避けられない、出力の瞬間に生じるエネルギーのムラを高速ガルバノミラーテクノロジーが解決しました。レーザは出力されたままの状態で、ミラーの角度を制御し次の照射スポットへ瞬時に誘導することにより、エネルギーのムラのないパターン光凝固が行えます。

■シンプルで優れた操作性

直感的に操作できるGUI(グラフィックーユーザーインターフェイス)とタッチパネルにより、様々なパターンから治療に適したパターンをすぐに選択できます。
■より効率的に照射できる新パターンを追加
■人間工学と洗練さを両立したデザイン設計

【仕様】
レーザ波長:577nm Yellow
寸法:965(W)×584(D)×1530(H)mm(最大)
質量:69.4kg
電気的定格:電圧AC100V、周波数:50/60Hz、電源入力:500VA

【その他】
発売時期 :平成23年6月末

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