超コンパクトデザインで点群密度5倍に向上!モバイルサーベイシステム IP-S3 HD1を発売

2015.03.27

株式会社トプコン(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:平野 聡)は、走行しながら周囲の高精度な3次元データを計測するシステムであるモバイルサーベイシステム「IP-S3 HD1」を発売いたします。
モバイルサーベイシステムとは、GNSS受信機、レーザースキャナー、カメラ、IMUなどのセンサーを車載し、走行路線の形状を3次元点群データとして計測し、且つ周囲の地理空間情報を取得するシステムです。地図の作成やGISのデータ収集、施工現場の現況データ収集や地形シミュレーションなど、路線的に広がるエリアの計測作業を効率化します。また、社会インフラの維持管理業務においても活躍が期待される製品です。
本製品は、弊社従来製品に比べ1/2のサイズにコンパクト化し、可搬性を大幅に向上させています。また、取得する3次元点群データの密度を5倍に大幅向上したことで、より高速、高密度、高精度な3次元計測作業を実現します。

【主な特長】

■超コンパクト、軽量化を実現
弊社従来製品に比べ1/2と軽量化を実現し、デザインも更にコンパクトになりました。クイックシューシステム(簡単着脱機構)の採用により、車両への取り付けや取り外しを1人でも簡単に行う事ができます。また、可搬性の高い専用キャリングケースを採用しているため、搬送時の事故防止のみならず、例えば出張先でレンタカーを利用し、夜間などの未使用時には取り外して屋内へ収納するなど、セキュリティ効果も得られます。 

■1秒間に700,000点の高速スキャン
走行しながら1秒間に700,000点の高速なスキャンを行うことで、計測対象物の3次元点群データを素早く簡単に取得します。取得する3次元点群データの密度は、弊社従来製品の5倍と大幅に向上しています。また同時に、6つのレンズを持つデジタルカメラ(5Mピクセル X 6)で、高解像度な360°画像を取得できます。 

■ 業界初*1現場で走行データを確認できるソフトウェア
計測中にシステムの監視・制御を行うソフトウェアMobile Master Fieldには、走行中のリアルタイム表示はもちろん、計測直後に走行データをプレビューできるプレイバック機能を業界で初めて*1搭載しました。現場で直ちに計測作業の良否判断を行うことが可能となり、再測のリスクを大幅に減らすことができます。
また、事務所で解析を行う後処理プログラムMobile Master Officeは、解析エンジンを弊社従来製品から一新し、車両軌跡の高精度化を実現するとともに、大量な点群データの高速表示を可能としました。   

■ 製品構成
IP-S3 HD1は、以下のような様々なセンサーで構成され、位置情報、方位や姿勢情報、画像情報、スキャナー情報を一括して取得し、弊社独自のアルゴリズムによって統合しています。
・GNSSアンテナ: 2周波GNSSボードを内蔵し、正確な車両位置を算出します。
・高精度IMUユニット:高精度なIMU*2(1°/時)を搭載し、正確な車両の方位や姿勢情報を算出します。
・ホイールエンコーダー:ホイールの回転数を検知して速度との差異を比較し、正確な車両の走行距離を算出します。
・画像ユニット:6つのレンズを持つデジタルカメラ(5Mピクセル X 6)により、高解像度な360°画像を取得します。
・レーザースキャナー:40°の幅を持ったレーザーを360°回転しながら照射し、高速に3次元点群データを取得します。

【解説】
*1 2015年3月現在。弊社調べ。
*2 IMU(Inertial Measurement Unit、日本語:慣性計測装置)とは、3軸のジャイロと3方向の加速度計によって、方位と姿勢情報を求める装置のことです。 

【その他】
発売時期:2015年3月
国内標準価格:オープン価格

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