当社の光学ユニット搭載「いぶき2号(GOSAT-2)」が 運用開始5周年 JAXAより感謝状を受領

2023.11.09

2018年10月29日に打ち上げられた温室効果ガス観測技術衛星2号「いぶき2号(GOSAT-2)」は、2023年10月29日に運用開始から5周年を迎えました。これを記念して10月30日、GOSAT-2のミッション遂行において大きく貢献したメーカー各社、大学等に対し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)からの感謝状贈呈式が開催されました。光学ユニットを納品した当社もこのたび、表彰状を受領しました。

提供:JAXA

「いぶき2号(GOSAT-2)」は、世界初の温室効果ガス観測の専用衛星である「いぶき(GOSAT)」の後継機として打ち上げられました。2015年のパリ協定で合意された目標(気温上昇2℃未満、温室効果ガスの排出を実質ゼロ)への貢献を目指すため、地球上の温室効果ガスや微粒子状物質「PM2.5」の濃度を観測します。

当社は、雲・エアロゾルセンサ2型(CAI-2)に搭載する光学ユニットを納品し、温室効果ガス濃度の観測データを補正するための雲とエアロゾルの観測や、PM2.5濃度及び黒色炭素量の推計に貢献しています。

感謝状の贈呈式では、JAXA第一宇宙技術部門から感謝状が贈呈されました。さらに、受賞者代表として、三菱電機株式会社と宇宙技術開発株式会社からの挨拶が行われ、GOSAT-2プロジェクトに貢献したすべての関係者に対する感謝の意が示されました。

「いぶき2号」は、温室効果ガス観測を主目的として現在も運用が続いています。当社は「いぶき2号」を通じて、温室効果ガス排出量の削減に貢献していきます。

■関連情報
JAXA第一宇宙技術部門 サテナビ 温室効果ガス観測技術衛星2号(GOSAT-2)に関する感謝状贈呈について
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