はかる技術で、未来を育てる ~トプコンの次世代育成への取り組み
人口減少や高齢化に伴い、建設業界では担い手不足や技術継承が大きな課題となっています。一方で、老朽化や災害対応による社会インフラの維持管理需要は増加しており、生産性向上を実現する建設DXの推進が不可欠です。こうした社会的課題に対し、トプコンは技術革新とともに、その技術を活用できる人材の育成が重要であると考えています。
そこでこのたび、未来のインフラを支える技術者を育てるため、教育機関への測量機器寄贈や建設DX体験会を通じた次世代育成活動を行いました。

建設DXを支えるのは「人」
建設業界では、2016年に国土交通省のi-Constructionの取り組みが始まって以降、生産性の向上を目指してICT活用やDXが進んでいます。しかし、生産性の向上により社会的課題を解決するためには、新しい技術を理解し、活用し、現場で価値へとつなげる人材が必要です。トプコンは、建設DXを推進するためには技術革新と人材育成の両面から取り組んでいくことが重要だと考えています。
トプコンの本年度の取り組み
トプコンは2026年10月9日(金)、当社グループの工場がある福島県での地域連携活動として、白河トレーニングセンタに福島県立福島明成高等学校 環境土木科の生徒28名を招き、ICT施工・測量体験会を実施しました。参加者は最新の測量機器や建設DX技術を体験し、実際の建設現場で活用されている技術への理解を深めていました。

体験会の様子

参加された福島明成高等学校 齋藤 真教諭
「実際の現場を想定した環境で最新の測量機を操作し、ICT施工を体験することで、生徒の建設業に対する興味や関心が高まったと感じています。この経験によって将来の選択肢の幅を広げ、胸を張って建設業に携われる人になってほしいと願っています」
参加された福島明成高等学校 土木科の生徒
「3Dレーザースキャナーなど最新の測量機器を使えば、より楽に作業ができそうだと感じました。参加したことで、土木関係の仕事にさらに興味が湧きました」
また当社は本年度、当社の拠点がある高校・大学などへ測量機器を寄贈しました。測量機器は測量や建設の授業において活用され、学生・生徒が実践的な技術を学ぶ環境づくりを支援します。
トプコンは、これらの取り組みのように、未来の社会インフラを支える技術者の育成を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。教育機関との連携を通じて、若い世代が測量や建設DXに興味を持ち、地域社会で活躍する技術者へ成長していくことを願っています。