(株)ABEJA主催のカンファレンス「SIX 2019」にて当社常務執行役員R&D本部長 福間 康文が講演

2019.03.27

2018年6月29日に資本・業務提携で合意した株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO兼CTO:岡田陽介、以下「ABEJA」(アベジャ))主催の、AIの最新事例や活用を披露するカンファレンス「SIX 2019」(2019年3月5日開催) にて当社常務執行役員R&D本部長 福間 康文が『眼科画像におけるAI活用 〜AIが臨床現場にもたらすもの〜』と題した講演を行いました。

ABEJAとトプコンは、臨床医が検査・診断機器で撮影した画像から、現在は目視により検出している疾患や合併症として目に現れる異常を、ディープラーニングによる画像解析技術で検出し、学習済モデルの構築を目指してコラボレーションを進めています。

今回の講演では、トプコンの紹介に始まり、現在の眼科領域におけるデータの質について言及、そして「ABEJA Platform」を活用したディープラーニングによる画像解析技術を用いた実証実験において、疾患の特定や疾患部位の抽出などのアルゴリズムが、非常に良好な結果を示していることを報告しました。さらにその学習の要となる教師データ作成用のABEJAアノテーション・ツールの高い有用性も紹介しました。

これは一連のワークフローの一部をAIが担うというのではなく、医師による診断という行為の核心的な部分をAIが支援するという事例でもあり、トプコンは引き続きABEJAとのコラボレーションを通じて、ITソリューションビジネスの更なる強化を図って参ります。

講演で使用したスライドは下記を参照ください。
眼科画像におけるAI活用[3,642KB]

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