名機 “トプコンREスーパー”「未来技術遺産」に登録!

1963年発売、世界初のTTL測光を実現した35mm一眼レフカメラ
2020.09.11

独立行政法人国立科学博物館が選定する「2020年度重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に当社一眼レフカメラ「トプコンREスーパー」が登録されました。

トプコン REスーパー
(写真はトプコンショールーム展示品)

トプコン REスーパーは、1963年東京光学機械株式会社(現:株式会社トプコン)が世界で初めてTTL(Through the Lens)測光方式を実現した35mm一眼レフカメラで、日本だけでなく世界のカメラ愛好家から高い評価を受けた製品です。

この度の登録にあたっては、「ミラーにスリットを設け、その裏に特殊な測光素子をおいたミラーメーターを開発し、TTL測光を初めて実現した35mm一眼レフカメラで、レンズに絞り値情報をボディーに伝える機構を設け、開放測光を実現するなど先駆的な機能も搭載。

同時期にシステムの一環として製品化された300mm/F2.8レンズやレトロフォーカス広角レンズ等も高く評価された。優れたシステム性と先進的な機能を独自の技術で実現したカメラとして重要である」ことが評価されました。

なお、認定品は、日本カメラ博物館(東京都千代田区一番町25 JCII一番町ビル B1)に保管されております。

【重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは】
独立行政法人国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響をもの」の保存と活用を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的に、重要科学史資料の登録制度を2008年から実施しています。

(ご参考)
■国立科学博物館令和2年度 国立科学博物館「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」16 件の登録について
https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/460152.pdf

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