通期及び連結業績予想の修正に関するお知らせ

平成12年3月8日

平成12年3月期(平成11年4月1日~平成12年3月31日)の業績予想(単独・連結)を、下表の通り修正致します。

1. 平成12年3月期通期業績予想数値の修正
(平成11年4月1日~平成12年3月31日)

2. 平成12年3月期連結業績予想数値の修正
(平成11年4月1日~平成12年3月31日)

3. 修正の内容

中間期以降の事業環境変動による業績の下方修正と、平成12年4月以降に適用される退職給付会計基準変更に伴う積立不足(変更時差異)の一部を平成12年3月期決算にて前倒し償却する事を決定したこと、等により業績に対する異動が生じたため、以下の内容にて当初予想を修正致します。

1. 退職給付会計基準変更に伴う変更時差異の前倒し償却(単独)

平成12年3月末時点で推定される新会計基準に基づく退職給付債務の変更時差異は49億円と見込まれますがこれには当社厚生年金基金の既発生の過去勤務債18億円が含まれております。この変更時差異の償却方針につき検討致しました結果、年金費用負担の早期軽減による財務体質の強化が最善の対策と判断致しましたので以下の会計処理を予定しております。
(a.)平成12年3月期決算で過去勤務債務18億円全額を特別損失に計上し会計上前倒し償却する。
(b.)変更時差異残余額の31億円は平成12年9月の中間期決算にて全額を特別損失に計上し一括償却する。

2. 当期の業績予想について

(a.)連結

売上高は国内需要の低迷と円高の予想を上回る影響により全体の6%程度下方修正の見込みです。当期純利益は売上減とトプコン単体の年金対策の影響で約3億円下方修正の見込みです。

(b.)単独

売上高は国内の医用機業界向け及び建設関連向け測量機器の需要停滞と輸出における円高等の影響で目標を下回り約5%の下方修正の見込みです。当期純利益は前回公表に対し約6億円の下方修正の見込みですが、これは過去勤務債務18億円を特別損失に計上した事が主因で、売上減に伴う営業利益の減少につきましては保有土地及び保有株式の売却等による営業外収益への計上でカバーし経常利益は公表の基準を維持できる見込みです。

(c.)来期の業績見込について

平成12年度中間期にて変更時差違を一括償却するため、上半期の当期純利益は赤字の見込みですが、下半期以降は安定的に黒字となる見込みです。

以 上

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